夢千代日記 (新潮文庫 は 13-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101006314

作品紹介・あらすじ

鉛色の空の下、北風に乗って海鳴りが聞こえる、山陰の冬-ひなびた温泉街に1人の刑事が現われた。かつてこの街で芸者をしていた女、市駒を追う彼は、夢千代という名の美しい芸者と出会う…。限られた人生を静かに生きる薄幸の女、夢千代。裏日本の小さな温泉街に身を寄せて生きる人々のドラマを情感豊かに描き出す、シナリオ文学の名作。「続・夢千代日記」も併せて収録する。

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ夢千代日記の舞台となった湯村温泉への電車の中で再読。早坂尭の代表作。夢千代日記4部作の最初の2作のシナリオを収録。湯村温泉は、夢千代日記を知らないと思われる若い人たちで賑わっていました。

  • 風だまりのような温泉地に身を寄せ合う人たち、情感あふれる作品

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著者プロフィール

早坂 暁(はやさか・あきら)
1929年、愛媛県松山市生まれ。作家。本名、富田祥資。日本大学芸術学部演劇科卒業後、新聞社編集長、いけばな評論家として活躍しながらテレビシナリオを書き始める。以後、小説、映画シナリオ、戯曲、舞台演出、ドキュメンタリー製作を手がける。
代表作に、「夢千代日記」「花へんろ」「天下御免」「天国の駅」「ダウンタウン・ヒーローズ」「華日記」「公園通りの猫たち」などがある。新田次郎文学賞、講談社エッセイ賞、放送文化基金賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、芸術祭大賞、モンテカルロ国際テレビ祭脚本賞、放送文化賞ほか受賞多数。2017年12月16日没。

「2019年 『この世の景色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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