四十八歳の抵抗 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101015149

感想・レビュー・書評

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  • 自分と同じ年齢だったのがきっかけで読んだ本。自分では起こりえない事ですが、気持ち的には通じる部分がある。昭和の雰囲気が良く出ていてネオン街なんかも映像が見えてきそうな感じ。映画でも見てみたい気がする作品でした。

  • 昭和30年から31年にかけて読売新聞に連載されたものらしい。当時の給与額や、食堂での食事代、コーヒー代なども書かれているが、驚くばかり。本書が連載された当時の55歳定年が一般的だった時代の48歳と、65歳定年が一般しつつある現代の48歳には、それなりに心境や体力的な面でも違いがあるとは思われる。が、それでもなお、この主人公の心境が現代にも通じ、読者を一気に引き込んでいくのは、時代が変われど人間の本質はそうそう変わることがないということなのかも。一方、女性読者なら、この小説をどう読むのか?「やっぱり、男はバカね。」と一蹴されるのかも。

  • スゲェ一冊だった。35歳の俺には早すぎたのかもしれない。

    不良中年と書いて「ロックアンドロール」と読む。

    リメイクするならオープニングはもちろん、レニークラビッツ。

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