- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101019246
感想・レビュー・書評
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浅田次郎を読んだのは初めて。語り口が滑らかなのに驚いた。
ろくでもない「神」が出てくるなんて、「荒唐無稽」のレッテルを貼られておかしくないのに、何の疑問もなくストーリーに入っていけるのは、これら「ろくでもない神々」に何故か「人情」を持たせてしまえる主人公、彦四郎の人物故なのか。
彦四郎の生き様に「日本人の忘れもの」が描かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小説新潮2004年9月号〜2005年5月号連載のものを2005年9月新潮社から刊行。貧乏神、疫病神、死神に憑かれる彦四郎を幕末動乱の時代に合わせて語って行くのが面白い。
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読むのが面倒になった。断念します。
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ちょっと雑いほうの浅田次郎
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ちょっと読みにくかったなぁ。
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映画化をきっかけに購入したものの、期待ほどの面白さは無かった。
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時は幕末、処は江戸。貧乏御家人の別所彦四郎は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、霊験あらたかにも神様があらわれた。だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった!とことん運に見放されながらも懸命に生きる男の姿は、抱腹絶倒にして、やがてはエ涙必至。傑作時代長篇。
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凄く好きな浅田次郎、凄く好きな幕末。
と来たんだけど、『日輪の遺産』の直後に読んだせいか、うーん、うーん。★3つ。
主人公大好きなんだけどねぇ。
結末も凄く面白いはずなんだけど。
おもしろいんだけど、たぶん軽いんだな。
ただ、主人公が選んだ道も、辿り着いた『武士道とは』という結論も、すごく胸がスカッとする。 -
ついてないんだけど、そうとも限らないようにも見えた。