遊び心 (新潮文庫 お 27-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101023144

感想・レビュー・書評

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  • 2022.10.21 社内読書部で紹介を受ける。原著は1988年。ダニエル・ピンク『ハイ・コンセプト』につながる。

  •  郵便番号導入で住所記載を簡略化したはずが、いまだに住所を書かねばならないのはなぜかと大前氏が指摘していた。そういえばそうだよね、巨費を投じて簡略化したはずが、投函する国民は二度手間(番号を覚える手間、書く手間)になっただけ。このシステムで利を得たのは郵便局にシステムや機械などを導入する業者と、途中でピンハネする政治家などなど・・・

  • バブル期の本ではあるが、日本の現状はそんなに変わっていないような気がする。この時代から日本へ警鐘を鳴らし続ける大前氏であった。

  • 予想より面白かった。
    ほとんどのことは納得できたし、いくつかの点は自分が思っていたことと同じだった。
    電柱は本当になくしたほうがよい。
    MITの中華思想はなるほどと思った。
    社会の年号の丸暗記はほんとにやめてほしい。
    社会の一員の責任のなさは気づいていなかった。
    他人のために勉強をするから始まる思考は良くなくて、家族の一員として片付けの責任くらい果たすのがスタートなのだろう。
    経費の話も盲点だった。たしかに会食やゴルフが経費で落ちるのであれば家族連れの旅行を経費にした方が、よほど日本全体が豊かになるはず。
    思った以上に面白かった本でした。
    一点恐ろしいと思ったのは、この本が20年以上前に書かれていて、現在何も変わっていないところ。たぶんこれからも変わらないのだろうと想像を強いられると悲しくなった。

  • 久方ぶりの読書。
    大前研一さんの本は読みやすい物が多い中、肩肘張らずに書かれているエッセイでより気軽に読めた。しかしながら庶民で凡人のワタクシには遊びのステージが違い過ぎてちょっと実感の湧かない世界が…。『遊びも大事だよ』っていう本です。

  • 単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。
    91年の本。入社した数年目でむさぼるようにためになりそうでな本を読んでいた。内容は全く覚えていない。 今ならあまり関心が湧かない内容。 勉強熱心だったんだと過去の自分に感心。

  • (山)

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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