- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101023342
作品紹介・あらすじ
輪笏の領主としての未来を断たれ、ソナンは祖国トコシュヌコで都市警備隊の一員として勤勉に働く。五年の月日を経て士官へと昇進し、父シュヌア将軍が暮らす生家へと戻ることに。弓貴での日々は、一夜の夢だったのか──。だが、この国に常駐する弓貴の使者の名前を知り、ソナンは激しく動揺する。ひとりの青年とふたつの国の運命が絡み合う、激動のクライマックス。奇蹟の英雄物語、堂々完結!
感想・レビュー・書評
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このシリーズ、一気に読み終えてしまった。
特にこの4巻目は一気に物語が進んで、最後は…。
空人とナナ、そして父親がどう過ごしたのかをもう少し描いてほしかったが、これもこの物語の仕様なのかな。
色々と考えさせられることもあったが、1番はなんといっても主人公ソナン(空人)の成長ぶりがよかった。 -
個人的には不完全燃焼の感じが否めないのですが、作者さんの中で折り合いついたものが私に届いてないからなのかなと思いました。
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ナナはこれまでの行動とかから頭がいいだろうとは思っていたが、ここまでとは。
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長編最終巻。物語全体としては面白いし、ぐんぐん読み進めてしまうが、ちょっと置いてけぼりをくらったような読後感。私には最後まで主人公が今どのくらいの年齢の人なのかがわからないままだった。考えようによっては、相対する人それぞれに対して態度や話し方が変わるのは当たり前なので、目の前で見ているとしたらこの描き方でいいのだろう。