蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101025032

感想・レビュー・書評

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  • 子ども向け?の短編集。どれも寓話めいているけれど、いやらしくないところが読みやすかったです。
    「蜜柑」「魔術」「猿蟹合戦」が好きです。

  • 蜘蛛の糸・杜子春
    (和書)2010年05月01日 21:46
    1968 新潮社 芥川 龍之介


    読み易く、とても面白い作品でした。

    芥川龍之介の評論など読んでいきたい。全集を借りてみようかな。

  • 気持ち悪い話を書く人と思っていたけど、違うことが分かった。
    蜜柑が共感できた。

  • お気に入り

    蜘蛛の糸
    蜜柑
    魔術
    杜子春

  • 子供にはとても良い話

  • 先輩に勧められ読む。
    トロッコを読んで熊本時代を懐かしんだ

  • 2018,1.16(図書館)

  • 収録話
    蜘蛛の糸、犬と笛、魔術、杜子春、アグニの神、トロッコ、仙人、猿蟹合戦、白

  • 表題2作を小学生以来の再読。どちらも救いの無い、残酷な話の印象だったが、歳を重ねて読み直すと、なんともヒトの業(ごう)を感じる短篇であった。 感性も肥えて鈍くなってしまったかな。

  • 今さらながらの芥川龍之介(苦笑)。
    “いまさら”過ぎて、感想を記すのも気恥ずかしいので、簡潔に、簡潔に・・。


    【杜子春】
    真実の愛。無償の愛。

    【鼻】
    覆水、盆に還った。

    【羅生門】
    生きるが勝ち。

    ※昔話の「羅生門の鬼」と「羅生門」とが別モノだと知ったのは、いつだったっけ…?

    【芋粥】
    足るを知る。

    【トロッコ】
    逃避と現実?

    【蜜柑】
    えたいの知れない朗らかな心もちになった。

    【地獄変】
    まさしく地獄。

    【大導寺信輔の半生】
    ・・・未完?・・なのか?

    【白】
    良質の児童文学。
    こういうのも書くんだ…と、新鮮な驚き

    【槍ヶ嶽紀行】
    ???・・・・「付録」だ(苦笑)



    「今さらながら」に読んでみると、思いのほか読みやすい文体、味がある文体にして、魅力ある物語の数々・・・。本書は少年少女向けに書かれたと思われる作品が集められたようだが、芥川さんの他作品も読んでみようという気にさせられた一冊。

    ★3つ、7ポイント半。
    2016.11.09.図。

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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