今日もごちそうさまでした (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101058306

感想・レビュー・書評

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  • 思わずくすっと笑ってしまう、角田さんの食に関するエッセイ。
    海外に住んでいる人には辛すぎるほど、美味しそうな食べ物の描写の数々・・・(;_;)
    角田さんのエッセイ本を読むのは初めてでしたが、最後にレシピも載っており大満足の一冊でした。繰り返し読もう。
    (ちなみにアメリカに旅している間読んでいて、ガンボスープを食べる機会があったのですが、オクラは入ってなくてがっかりでした・・・)

  • リリース:明子さん

  • 角田さんのエッセイは 前に何冊か読んで ちょっと苦手と思っていて もうこの人のエッセイは読まないと思って ずっと読んでなかったけど 食べ物エッセイなので ついつい買ってしまった。結果は アタリ。面白かった。

  • 著者の好きな、または思うところのある食材について季節ごとにまとめたエッセイ。著者の偏食→食べられるようになったという話がとても多い印象。ほのぼのと読める一冊。

  • 配置場所:2F文庫書架
    請求記号:596||Ka 28
    資料ID:C0036158

    おいしいものってほんわかします*(スタッフ)

  • たべものエッセイ。
    一緒に食べてる気分になれた。

    文章に角田さんの優しい人柄が
    滲み出てる。

  • 「今日もごちそうさま」なんて、タイトルから美味しそうだ。

    肉好きを自称する角田さん。
    生野菜が苦手とか、魚は磯臭いからイヤとか、
    私も今までに、様々な偏食家さんと出会ってきたけれど、
    まさか角田さん、ほぼほぼ、お肉しか食べてこなかったとは。

    だからこそ、新玉ねぎ、さつま芋、オクラなど、季節の何でもない食材に対しての、感動が新鮮。
    まるで採れたて野菜のように。
    その新鮮な感動の嵐に、こちらも自然と食欲が湧いてくる。

    「ブロッコリーやキャベツに、そんな食べ方があるのか」、
    「白アスパラいいよね」、
    「トマトに、そんなにおいしい種類があるの」、
    と食体験にホウホウと唸っている間に、
    お腹すいたぁと叫びたくなるのではないだろうか。

    図書館スタッフ(学園前):れお

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2410004467

  • 八日目の蝉くらいしか存じ上げなかったので繊細な文体のいかにも女流作家さんだなぁというイメージだったが、こういうラフな文体もとても面白く書かれる方だったんだと知って驚いた。
    普段、何となくぼんやり抱いている感覚(餅の特別感とか)を明文化してくれる快感が堪らない。そういう点も含め、文章の印象が少しナンシー関に似ている気がする。ナンシーのような毒は全然ないけども(笑)

    色々な食物に関する話題、特に本人が「革命」「目覚め」などと呼ぶ苦手を克服したきっかけについてのエピソードが多め。

  • 料理がしたくなる文章。
    私も小さい頃から食わず嫌いが多い。
    これから開眼していくのかな。

  • 2014年8月27日購入。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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