無事の人 (新潮文庫 草 60-4)

著者 : 山本有三

• 新潮社 (1954年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[cronistaさんの感想 · 2011年7月14日]

簡単に言うと、按摩さんが人生訓を教えてくれる小説です。
『無事』という言葉にはとても深い意味があります。

[tabidokushoさんの感想 · 2011年6月21日]

湯河原などを舞台とした作品です。

[よーこさんの感想 · 2007年10月3日]

盲目になった為さんの語りは、その口調故だろうか、素直に入ってきて、物語の中に引き込まれた。『無事の人』の世界が目の前で展開されてゆく面白さと臨場感。

[ビタースイートさんの感想 · 2007年9月19日]

理不尽な理由から盲目となり按摩渡世に勤しむ、元大工の語る身の上話。「一生懸命働いてたら、無事ってえことにいかねえもんですかね…。」