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- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101090122
感想・レビュー・書評
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「続まちがい栄養学」5
著者 川島四郎
出版 新潮社
p187より引用
“「金さえあれば、どこからでも食物は買える」
という安易な気持ちが、
政府にも企業家にも一般消費者にもある。”
食糧学者である著者による、
食物と栄養に関する問題に答える一冊。
普段食べている物から世界的食糧問題に関してまで、
著者の信念に基づいた説が書かれています。
上記の引用は、
大豆に関する項の中の一文。
この本の初出は昭和48年、
大豆の輸出規制をされた事に対しての著者の意見。
これほど昔から言われていることですが、
自分も含めまったく反省していない様子です。
いつ何時どこで食糧生産が出来なくなるか、
今年はこの事を本気で考えざるをえない出来事がありました。
作れなくなった分を輸入できなくなる事を踏まえて、
今以上食糧生産を減らす事のないようにしたいものです。
具体的にどうすればよいかについて、
それほど良いアイデアがあるわけではありませんが、
消費者としてはもう少し、
食料品に対するお金の使い方を考えたいと思います。
自分の身近な生産者を支えるような買い物の仕方を、
今より少し多く出来るように、
日々の買い物の時に気を付けたいと思います。
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