- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101095202
感想・レビュー・書評
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ヨーロッパに行ってしまった。
ヨーロッパの街や建物、食の描写もよかった、地図をみながら読みたくなる。
構図というか主張、テーマが明快すぎて、本気なのか冗談なのか分からないと思った場面もある。
視えてしまう とか、妙なものを見たという表現は、使うようになってしまいそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なぜ読むのだろうと思う。自分がなぜ日本に生きているのか、なぜ人は惹かれるのか、そういう答えを探すために読むのだろうか。
時間潰しの読書というのがある。そういう読書をしたいときもあるけれど、それっきりになってしまうことも多い。この作品はそういう読み方をさせてくれない。読みながら、もっと色んな絵を視てみたい、色んな映画を見尽くしてみたい、なにより日本の風土に基づいた体験をしなおしたい、と駆られる。
螺旋階段のような1日、人生、時代、どれも似たようなものだと思ったのはいつだったか。
対象化するまなざし。
駅の中吊りに出た故郷をみて、なにも海外にいかなくとも、自らを顧みることはできると思った。どこにいたとしても、大切なのは日常を対象化するまなざしなのだと思った。
「分からなければ考えろ。」 -
ブラジル、トレドなどを舞台とした作品です。
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ううん。あまり読みすすめれなかった本。でも純文学がすきなひとはナイスでしょうね。