- Amazon.co.jp ・本 (632ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101104171
感想・レビュー・書評
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外資導入の流れに翻弄される壹岐。自動車、石油と国内だけでなく諸外国とのビジネスが増える一方、私生活では千里と家族との関係でギクシャクするなど、時代を感じる。
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千代田自動車とは、いすゞ自動車のことらしい。フォークはフォードで、最終的にはマツダと資本提携しているので近畿商事(伊藤忠)は日商岩井に敗れるのであった。ノンフィクションじゃないが、史実を参考にしているのは間違いない。それよりもなによりも、壹岐正と千里の関係が行きつ戻つ、結局「すんのかい」(笑えた
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レビュー最終巻で。
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戦後直後から11年間シベリアで捕虜になりその後、帰国してからは商社に勤めだす。
主人公が回想するシベリア抑留の悲惨さと、商社マンとして社会の中で闘っていく姿に、時代の流れや人々の気持ちの揺れに考えさせられるものがある。
過去(シベリア回想)と現在(商社勤務)の緩急をつけた表現がみごとである。 -
600p越えの本だけど、おもしろくてつい隙間時間に読んじゃう。
人間の感情とその変化の捉え方がうますぎ。 -
壹岐正と秋津千里
仕事に打ち込む壹岐正と秋津千里といる壹岐正
どちらが理想か -
二巻が衝撃のラストで、主人公の女性関係がないと面白くないからなんだろうけど、ビジネス以外の小説部分も気になる展開。
改めて、政治、ということを考えさせられる。社内政治やら、日本の政治家やら、新興国の政治家やら、政治がらみの内容てんこ盛り。
Dec, 2011