橋のない川(五) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101137063

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  •  大正11年3月3日、全国水平社結成。古い因習と偏見による抑圧と宣言を拠点に立ち上がる抵抗の激しいぶつかり合い。孝二たち7人は、正太、熊夫の通う小学校の校長に「差別待遇廃止」の決議書を提出するが、校長は差別はないと受け取らず、騒擾罪として監獄に収監される。孝二は首魁として独房に。70余日で保釈。後の公判では、実刑なるも執行猶予。杉本まちえは自分の気持ちを渡辺豊太に書簡で示し、豊太はその手紙を孝二に差し出す。1年遅れの徴兵検査、孝二は丙種。住井すゑ「橋のない川」、昭45.11刊行、480頁。

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