二十一歳の父 (新潮文庫 そ 1-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101146072

感想・レビュー・書評

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  • エリート一家に生まれた彼は周囲の反対を押し切って盲目の女性と結婚し、子供が出来、パチンコ台の修理をしながら生計を立てる。。幸せの形、って言うけどその意味を考えさせられます。

  • 曽野綾子の作品はあまり読まないが、友人が若い頃読み、印象に残ったと言う。今なら使えないような語句が頻繁に出てくるのも時代を感じさせる。昭和38年新潮社、330円のものを図書館の閉架より借りた。
    基次と兄市郎の対比、基次の友人秋穂の今後の人生は?など読みごたえあり。息子から見た父親像も今とは隔たりがあるのも面白い。山本圭の基次、倍賞千恵子の好子で映画化されたらしい。見てみたい。

  • 誰が悪いわけではなく、みんなお互いを好きではあるのに、なんだか哀しい話だった。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。聖心女子大学卒。93年恩賜賞・日本芸術院賞受賞。2003年文化功労者に。2012年菊池寛賞受賞。著書に『人生の収穫』『「群れない」生き方』『人間の道理』『老いの道楽』等多数。

「2022年 『未完の美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

曾野綾子の作品

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