覇王の家 (新潮文庫 し 9-25)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 新潮社 (1979年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (567ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101152257

覇王の家 (新潮文庫 し 9-25)の感想・レビュー・書評

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  • いつもの事ながら、司馬遼太郎さんにかかると歴史上の人物が見事に再構成されて行きます。
    色々なエピソードの中からその人の性格をあぶり出し、そうして出来た人物像を歴史の中で動かす。悪く言えば「見てきたような嘘」なのでしょうが、それを読者に納得させてしまうのが司馬さんの力量です。
    ただ家康という、どちらかといえば地味で面白みの少ない人物を主人公にした為もあるのでしょう、余り筆が弾まない感じもします

  • 再読、★2.5。
    ここまでくると作家の怨念ですな。本作再読の直前に読んだ『新説太閤記』と合わせて作家にとって都合の良い部分を切り取っての世界構築。まぁこの作家、生粋の小説の作り手とは思えないからこれはこれでありなんだろうけれども、流石にここまでくると悪意めいたものを感じますね、当方は。
    徳川にも与しないけれども、司馬遼史観にも疑いの眼を向けてますんで評価はこうなります、必然の結果として。

  • 関ヶ原読了後こちらに。ただの時代小説でなく今の日本イズムの始祖に触れたような感が残る本でした。何百年も前の話にも関わらず、出てくる人々の奥底に眠る思いや動機的なものを丁寧に書かれていて、こういう文が人を飲み込ませるんだなと思わされました。

  • 信長や秀吉に比べ家康は人気がない、とよく聞きます。おそらく、あまりに神聖化され過ぎているからではないか、と思います。「覇王の家」を読めば家康の「泥臭い人間らしさ」を知ることができます。

  • 吝嗇家。三河人は気宇が小さく実直。

  • 国盗り物語→新史太閤記からの覇王の家。重複する事件を比べながら読むと面白い。以前にも読んだことがあったのだが、今回は戦国時代の大体の知識をもって読んだため、前回よりも格段に面白かった。
    徳川家康というと、陰湿であまり英雄というような印象を受けない人物という感がある。しかし、これを読むと、とんでもない苦労人で、家康に親近感を抱いた。
    話は幼少期~秀吉との和解まで。それに晩年の話が少し。さて、お次は関ヶ原を読むぞ!

  • 信長、秀吉と比べて、家康のエピソードはあまり知らなかったので、いろいろと知れて面白かった。

  • 徳川家康の生涯と三河者の扱いづらい性質、そしてそれらがのちの日本人というものの性格の基礎を決定づけたという結論。
    読んでいると、なるほど、と頷けなくもない。
    一応幼少時から死ぬまでの物語ではあるけれど、信長の死後から小牧・長久手あたりが中心で、あとはダイジェスト的な感じ。
    著者の徳川ものを読んだのは初めてだったけれど、徳川幕府に厳しめだとの意見をよく聞くが、家康に対しては秀吉とのかけひきの描写など、特にそういうことは感じなかった。

  • 徳川家康とその周りの武将の話。三河者の特性と尾張以西の文化の違いが歴史にどう映っているか。おもしろい。ただ、ストーリー以外の脱線が結構多い。。

  • 徳川家康の話。
    小牧・長久手の戦いが中心。
    司馬遼太郎はアンチ家康といわれたりするが、そんなことはないと思う。
    普通にいいところはいいと書いてると思う。

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