「死の棘」日記 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (562ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101164052

感想・レビュー・書評

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  • 両親がこれじゃあホントに子供がかわいそう。
    ちゃんと奥さんや子供達の面倒見れる父親なんだよね。優しそうな感じだし。 

    この本だけでなく、島尾敏雄著の他のものも併せて読まないとここに至った背景は理解できない。そして その後のことも気になるなら、島尾伸三のものも含めて読むと良い。伸三の妹や母親の晩年などが分かる。


  • 『死の棘』を未読の状態で読んだ。面白かった。妻のミホだけが狂っているのかと思いきや、敏雄もたいがいだった。入院の前あたりの中盤が読んでいて一番つらい。

  • どうすれば、この表紙写真のように妻が寄り添ってくれるか勉強になった。

  • ちょうど1年前、
    この道を通った夜・・・

    つまり、ちょうど1年前に読んだのでした。

    「敏雄が浮気したのが悪いんですよ」
    と言ったら、某先生に、
    「良いとか、悪いじゃないだろう!」
    と叱られた。

    私には、分からない。

    だけど、こころがきゅっと痛む。

著者プロフィール

1917-1986。作家。長篇『死の棘』で読売文学賞、日本文学大賞、『日の移ろい』で谷崎潤一郎賞、『魚雷艇学生』で野間文芸賞、他に日本芸術院賞などを受賞。

「2017年 『死の棘 短篇連作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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