メタモルフォセス群島 (新潮文庫 つ 4-12)

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著者 : 筒井康隆
  • 新潮社 (1981年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171128

メタモルフォセス群島 (新潮文庫 つ 4-12)の感想・レビュー・書評

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  • 筒井康隆の短編で“怖い作品”と言うと必ず名前の挙がる一作が「走る取的」。これを読んでみたいがために購読。

    友人と共に延々力士に追いかけられる主人公。しかもどれだけ逃げようがうまく撒こうが隠れようが、はたまた心底詫びようが相手は一向に意に介さない。ひたすら「腹と顎を突き出した例のスタイルで」追いかけてくるのだ。理由はわからない。ただ「自分が侮辱されたと思い込んでいる」らしい、それだけである。助けを求めることも出来ずに逃げ回る様は滑稽だが、読後にじわじわ怖さが沁みてくるような作品。

    その他、放射能の影響で生物が全てミュータントと化した島を描いた表題作(途中までは大笑いできる作品と思ってしまうのだが、終盤で背筋が一気に寒くなる)等、幻想と強迫観念、狂気に満ちた11編収録。

    【感想は読了当時のもの】

  • 基本的に「これはひどい」という話が並んだ短編集。ブラックユーモアと言えなくもないが、「うわぁ」以外の感想が出てこない話もあり、よくぞここまでとも思う。

  • 「引用」をご覧いただければと思います。

  • 素晴らしい悪趣味
    『走る取的』『老境のターザン』『毟りあい』が特に好き。

  • 2012.3.4(日)¥73。
    2012.8.8(水)。

  • あまり覚えてないけれど、また読めば楽しめるに違いない。

  • 人間が本来もつ不安や恐怖が異常にリアル。グロテスクですらある描写が随所にみられるにも関わらず、読み始めたら止まらない。人間の本質、社会の本質がさらりと書かれている印象。
    特にメタモルフォセス群島においては、昭和56年に発行されたこの本に、平成23年にキーワード化した言葉が散らばっているのが印象的。

  • 「走る取的」が怖すぎる、解説で三浦雅士さんが言ってることに関連して言えば、この時期の筒井さんにハマれるかどうかはこの作品にハマれるかどうかで決まる気がする。

  • 突然変異体の発生。
    進化論の暴走。
    それは神の改竄か。
    生物を観察する、
    人間のエゴイズムか。

  • 82019.250

    いつもなみの軽く読めるSF。「喪失の日」の馬鹿馬鹿しさが良かった。

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