影武者徳川家康(上) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101174150

感想・レビュー・書評

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  • 歴史小説は気になるけど、難しそうというイメージがありなかなか読めずにいましたが、満を持して読んだのがこの作品で良かったです。

  • 2021年5月23日読了。

    関ケ原の戦い直前、甲斐の忍び六郎の手により徳川家康が殺される。
    天下分け目の戦い直前とあって、家康の死は伏され、影武者の世良田二郎三郎が家康となって、合戦を指揮し、史実通り勝つ。

    まったくのフィクションかと思っていたら、作者は史実文書を文献として適所に参考として紹介し、影武者説が全くのフィクションではないことを示す。

    上巻は関ケ原の合戦から家康征夷大将軍就任まで。
    史実に沿って、影武者二郎三郎と秀忠、忍びのもの、大奥、西軍家臣が紡いでいく。

  • 上中下巻の上巻をやっと読了。ページ数640。家康が実は殺され、影武者が家康を取り巻く武士達の権力抗争を逆手に取って、自らの体制を固めていく。そこに本来なら敵の武将島左近が絡んだりと引き込まれる筋書たが、なにせ登場人物が多く、また、半端ないページ数。緻密な歴史考証にも感嘆するが、残り二巻を読みきれるか不安。

  • 下巻にまとめます

  •  江戸幕府を開いた徳川家康は、実は影武者であり、本物の家康は関ヶ原で殺されたのではないか。こんな大胆な発想から歴史を紐解いた意欲的な作品。読んでいくと「なるほど。こういう解釈もできるか」と思ってしまう場面が多々ある。総ページ数は約1600ページに渡る長編歴史エンタメ。本書はその上巻。関ヶ原合戦から徳川家康の征夷大将軍任命までを描く。
     内容は非常に興味深く面白いのだが、歴史ものであるがゆえに登場人物が多く、話題も数年の時を行ったり来たりするので、ある程度の予備知識は必要かもしれない。それだけに読むには体力がいる作品。ただ、それぞれの人物の思惑や考え方、駆け引きなどは読んでいて引き込まれるものがある。

  • 2017.12.12 社内読書部で紹介を受ける。

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  • 前半は時代考証等が多く、なかなか読み進めなかったが、後半は一気に加速!

    読みごたえが凄い!
    中巻が楽しみ!

  • 20170226読

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