- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101175300
作品紹介・あらすじ
古典は決して古臭いものではなく、いつまでも生き生きしたもの。いつの世でも一番新しい! 侍の美学と人間の信義を描く『平家物語』。 兼好法師が人生観、処世観、恋愛観を通して、「生きることへのよろこび」 をつづった 『徒然草』。今も愛される『百人一首』や江戸時代に芭蕉、蕪村、一茶らが確立させた俳句……。古典は日本人の心の礎を築いた。その魅力をやさしく語る古典文学入門。
感想・レビュー・書評
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内容説明
『平家物語』『方丈記』から江戸文学まで、楽しい初級講座。
目次
死ぬときはいっしょだぞ―平家物語
この世の地獄を見た―方丈記
田舎はなんてすごいんだ―宇治拾遺物語
噂になってしまった―百人一首
院、どうしてなの?―とはずがたり
物をくれる友がいちばん―徒然草
金が敵の…―西鶴と近松
Uターンして第二の人生―芭蕉・蕪村・一茶
女房はやはりありがたい―古川柳
なんとか浮き名を流したい―江戸の戯作と狂歌 -
平家物語、激アツだった。
下は時代が進んで、平民の話も多くてあまり期待してなかったけど、最後の方の江戸文学も意外と面白かった!
俳句、川柳も面白いなと思った。
とはいえ、平家物語、とわずがたり、宇治拾遺物語はすごい。
けど、やはり平安時代の和歌が最高。 -
2020.04.24
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平家物語から、江戸時代の俳句・狂歌まで。
宇治拾遺物語は面白そうで読んでみたくなった。
とはずがたりの内容もこの本を読んで初めて知ったけどすごい話だ。 -
本書を読んで、さっそく平家物語と奥の細道を購入。古典の面白さを余すところなく伝えてくれる。
(2015.10) -
ようやく読み終えた。
鎌倉時代の『平家物語』から始まり、江戸時代の戯作や狂歌で終わる下巻。
近世が不得手な私には最後、厳しかった。
中でも俳句・川柳が中心だったからかもしれない。