ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

著者 : 塩野七生

• 新潮社 (2002年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[じょっぱりさんの感想 · 2024年2月12日]

なんとなく物語風になっているので、読みやすい。そういう考え方もあるのか程度に留めておくのが良いかと思われる。

[nirota0703さんの感想 · 2024年2月5日]

■評価
★★★☆☆

■感想
◯ローマの成立から王政をへて、共和制になる所までが記されている。帝国時代のローマ人は自分たちの伝説に思いを馳せていたのかと思うと、2000年前の人と同じ気持ちになっているのがなんとも歴史のロマン。

◯ギリシャについても語られていて、スパルタの説明はいつ見ても面白い。パラメーターを軍事力に全振りしたらこうなるんだろうなというのがよくわかる。

[junkchemさんの感想 · 2023年12月31日]

　いわずと知れたこの大著、単行本で15冊、文庫版で43冊もある。気にはなっていたがようやく読み始める。まずは冒頭におかれた「ローマは一日にして成らず」でローマ国の成立から共和政までの話。
　学術書ではなく歴史教科書でもないので、堅苦しくなく読みやすい。高校時代は歴史は苦手だったが、歴史小説は好きだし、嫌いな西洋史もこれならどんどん読める、といいたいところだが、ややこしい地名や似た人名が多いのにはちょっと閉口する。地図は要所に配置されているのと巻末に年表があるので助けになるが、あとは簡単な人物や用語一覧があるといいと思った。まあ文庫版は1冊が薄いし前を読み返しても大した手間ではない。ただ、ポケット判を意識した薄さだというが、さすがにこの上下は1冊にまとめたほうが読みやすいのでは。
　ローマでなくてギリシャの話だが、ペリクレスの格調高い演説には感銘を受けた。日本なら縄文から弥生時代あたりにこんな国家が成立しているとは、感心するほかない。イオニアという地名が2か所にあるのに気づいたり、ブルータスの原義が馬鹿者だとか、トリビアもいろいろあってそれもおもしろい。さてこの先はどうなるか。

[白田さんの感想 · 2023年12月26日]

ローマは一日にしてならずからローマ史を物語として捉える｜白田|雑記note @srtmsr https://note.com/srtmsr/n/nec9288e3999d #note

[めるこみさんの感想 · 2023年10月14日]

カエサルが好きで、ローマの成り立ちを追ってみたく読み始めました。
初期のローマの状況や考え方、ローマ市の成り立ち、カエサルの祖先がいつ頃流入したかなどが分かり、とても面白かったです。

[おーたにさんの感想 · 2023年10月3日]

愛読書です。きっと人生で一番大切な本のひとつです。それ以上の言葉が出てこない…大好きです。

冷徹な筆致で語られる歴史ロマン。ふんだんに使われる地図や絵図で臨場感が伝わってきます。そしてローマの武将たちの向こう側から時々塩野さんの声が聞こえてくるのがまた痺れます。

[豚さんの感想 · 2023年8月2日]

蜑搾ｼ暦ｼ包ｼ灘ｹｴ縲∽ｸ?莠ｺ縺ｮ闍･閠?Ο繝?繝ｫ繧ｹ縺ｨ蠖ｼ縺ｫ蠕薙≧?灘鴻莠ｺ縺ｮ繝ｩ繝?Φ莠ｺ縺ｫ繧医ｊ繝ｭ繝ｼ繝槭?蟒ｺ蝗ｽ縺輔ｌ縺溘?ゑｼ嶺ｻ｣邯壹￥邇区帆縺ｮ荳九〒蝗ｽ螳ｶ縺ｨ縺励※縺ｮ蠖｢諷九ｒ繝ｭ繝ｼ繝槭?謨ｴ縺医※繧?￥縺後?∝燕?包ｼ撰ｼ吝ｹｴ縲∝?蜥梧帆縺ｸ遘ｻ陦後?ゅ◎縺ｮ蠕後?∵?譁?ｳ募宛螳壹?縺溘ａ縺ｫ蜈磯?ｲ蝗ｽ繧ｮ繝ｪ繧ｷ繧｢縺ｸ隕門ｯ溷屮繧呈ｴｾ驕｣縺吶ｋ縲ゅΟ繝ｼ繝樔ｺｺ縺ｯ邨ｶ鬆よ悄縺ｮ繧ｮ繝ｪ繧ｷ繧｢縺ｫ菴輔ｒ隕九◆縺ｮ縺九?縲よｯ秘｡槭↑縺榊､ｧ蟶晏嵜繧堤ｯ峨″縺ゅ£縺溷商莉｣繝ｭ繝ｼ繝槭?ゅ◎縺ｮ荳?蜊?ｹｴ縺ｫ繧上◆繧玖?莠｡縺ｮ迚ｩ隱槭′縺?∪蟷輔ｒ髢九¢繧九?

[Tom Currenさんの感想 · 2023年5月24日]

再読　今年は 古代ローマ ギリシャ 関連 学んで 行きたい

[verdebさんの感想 · 2023年3月21日]

GSRアウトプット宿題

1回目
時間：15分
目的：忘れていた！
概要：ローマ人の物語、ローマ、スパルタ、トロイ、エトルリア、ホメロス、ロムルス、裸体で、ブルータス、ペルセウスの時代？→ペリクレスの時代、ローマ共和国、自殺、陶片追放、トゥキジデス、直接民主制、元老院
学び：「ブルータス、お前もか」ではないブルータスがいる。

[katsuyaさんの感想 · 2023年2月13日]

今更な感が無きにしも非ずですが、やっぱり読んでみようと思い、まずは一冊購入。ローマの立ち上がりの物語から、当時の周辺国（ギリシア、特にアテネやスパルタ、ペルシャなど）の状況なども丁寧に描かれている。世界史で勉強したはずのこと、経緯やつながりを復習できるし、人が関わる物語としてもとても面白い。読破目指して頑張ります。