ローマ人の物語 (25) 賢帝の世紀(中) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101181752

感想・レビュー・書評

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  • 080803

  • 至高の皇帝であるトライアヌス帝の後を継いだ、
    ハドリアヌス帝の物語。
    トライアヌスの親族として皇帝についたハドリアヌスの、少年時代から皇帝になってからの業績が綴られている。

    特筆すべきは、ハドリアヌスの帝国巡行。
    治世の3分の2を費やしてまで行った、帝国の安全保障の再構築。
    リストラストラクチャの業績はとてつもなく大きい。
    また、本国に皇帝がいなくとも政治が成り立つ内閣を作り上げた手腕は特筆に価する。

  • 在位中のほとんどを帝国史上最大になった領土視察に費やしたハドリアヌス。首都でのクーデーター等の憂いがなかったのかな。スケールの大きな賢帝。

  • リストラクチュア(再構築者)と呼んでも構いませんよね?ハドリアヌス帝。
    治世の2/3をかけて辺境を旅する皇帝の信念とは。

  • 12/22読了

  • トライアヌスを継ぐハドリアヌスは戦争を起こさずに帝国全域の安全を保ったというのがエライ。内政が安定していたこともあるが、帝国内の境界防衛基地を歩き回り、効率化を図るリストラを実行していく。また、法律のまとめとなる大全を作らせたり、インフラ整備を着実にこなしたりと、休む間もなく働いたようだ。

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