英語できますか?: 究極の学習法 (新潮文庫 い 68-1)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101183213

感想・レビュー・書評

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  • サブタイトルに「究極の学習法」とありますが、本書で紹介されているのは英語を使いこなすためのオーソドックスな学習法です。

    著者の提唱する学習法は、まず第一に、基本構文を用いた初級会話の反復練習に300時間ほど当て、次にリスニングとリーディング、とくに第一段階で覚えた表現を音として頭の中に定着させることに留意しながらおこない、最後にスピーキングの練習で、蓄えた英語表現を頭の中から引き出す回路を作る、とまとめられます。さらに、英語の新聞が普通に読める程度の単語力として、約2万語をマスターするべきだという主張も提示されています。

    とくに、第一段階で英会話の基礎をしっかり固めることをしないで文法や単語をどんどん詰め込んでいっても、けっして英語を話せるようにならないことを、著者は強調しています。いわれてみれば当たり前のことのようにも思えますが、あらためて基本が大事だということを確認することができました。

  •  シュリーマンには自分も惹かれ、語学学習を始めたことがあった・・・これを大幅に縮小し、端的にまとめたのが本書と見た。すると、確かに少し視界が開けたような。TOEICやらなんやらの情報を入れすぎて、なんで英語を学習するんか?という問いが欠けていた。もっと俗っぽい目標を立てねば、ということに気づいただけでも良かった。

  • 特にこれと言って目新しいことはなし

  • 英語をはじめからマスターしようとするから壁が高くなって手付かずになる。気負わず、自分の興味あるところから、映画でもテレビでも雑誌でもチャレンジすればよい。雑誌は全部読もうとしないことが大切。

  • 05.5.30

  • 「西語も構文覚えたうえ、単語当てはめ引き出しを好きなことで」

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著者プロフィール

1956年東京生まれ。東京外国語大学卒業後、出版社勤務を経て、翻訳家に。現在、作家、エッセイストとしても活躍。

30年にわたる編集・文筆業生活のなか、いつしか歳時や祭りの見物を兼ねて東京の街をあちこち歩くように。本書は、著者が長年続けてきた「現代東京歳時記散歩」の集大成となる一冊。

著書に、『英語で読むアメリカン・コラム』(ジャパンタイムズ)、『二重誘拐』(マガジンハウス)、『モンキーアイランド・ホテル』(講談社文庫)、『アメリカ映画の大教科書』(新潮選書)ほか、訳書に『後世に伝える言葉』(小学館)、『ウディ・アレンの浮気を終わらせる3つの方法』(白水社)、『ただひたすらのアナーキー』(河出書房新社)など多数ある。

「2008年 『東京お祭り!大事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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