やけっぱちのアリス (新潮文庫 し 29-6)

著者 :
  • 新潮社
3.28
  • (13)
  • (16)
  • (80)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 232
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101187068

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とても青くさい、恋のお話。
    登場人物のキャラクターが濃くて、それぞれの欠点がリアルで面白い。ジメジメしているようで、語り口はカラっとしている。実に読みやすい本。
    島田雅彦サンの人間観察眼ってすごいんだろうなー。

  • この本との出会いは古本屋。
    「アリス」と名のつくものに弱い私はジャケ買いをしました。
    そして、これが私と島田さんの運命的な(?!)出会いとなったのです。
    十代だった私は、「こんな素晴らしい本がこの世にあったなんて。」と深く感動したのでした。

  • 島田雅彦さんの手にかかると、青春小説はこんなにも生々しく軽快になってしまうのです。
    言葉の魔術師です、とっても真っ直ぐで、とってもひん曲がった恋愛や友情。
    ロココ町も面白いけど、負けてないです。

  • 高校のころ、見た目で買った。あんまり記憶にない。印象には残らなかったけど、つまらなくもなかった。と、思う。

  • 変な人ばっかり登場するわけでこういう歌舞伎町のようないかがわしさを表現できるのは凄いな。

全18件中 11 - 18件を表示

著者プロフィール

作家

「2018年 『現代作家アーカイヴ3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島田雅彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×