特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ (新潮文庫)
- 新潮社 (2016年9月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101204512
作品紹介・あらすじ
職場でもプライベートでも、とかくギクシャクしやすい「人間関係」。しかし、相手への接し方やものの見方、日々のアクションを少し変えるだけで、人とのつながりを円滑にして人生を今の100倍楽しむことができます。「誰でも必ずできる、しかし誰もができていないこと」をコンセプトに、最新の心理学や脳科学のエッセンスを加えながら「心を温め直す」方法を説く全47のエピソード。
感想・レビュー・書評
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2016.11.5読了。
著者が縁のある人だったのと、特定の人としかうまく付き合えていないと感じ読んでみた。
結局自分のプライドの高さや変な意識から自分の殻に閉じこもって、タイプが違うという人間に対しては冷淡になっているのかもしれないと思った。
そしてそれを治していくには、自分への我の意識を弱め、他人を認めていくことこそが近道である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルに「ふーん?」と思って買って、ちょっと読んで放置していた。今日読了。なるほど…自分は他者のことを考えているつもりでも、結局自分のことしか考えてなかったのか。と実感した。途中根拠がなさそうなことも書いてあるような気がしたが、心の持ちようを学べた気がする。どこまで本能に抗えるか。しばらくこの本のやり方を参考に生きてみようと思う。
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言いたいことが多すぎて心にくることが少なかった。
《memo》
①飲み会は這ってでも行け
②あとでやろう、はバカやろう
③やる気が出ない時
・体を動かす(教科書開く、早歩きしてキビキビ動く)
・いつもと違うことをする(カフェや図書館など場所変える)
・ご褒美を与える(ここまでやったら漫画)
・なりきる(自分天才と思い込む)
④アメアメアメアメムチアメ
ムチはアメで挟むべし
《to do》
あとでやろうはバカやろう -
オードリーの若林がお勧めしてました。なるほどね、と思ってたら終わった。うーん。
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感動と共感の違い。
心が揺り動かされて得も言われぬ衝撃を覚えるのが感動で、スポーツ選手や物語中の登場人物の心の動きに同調するのが共感であって、コレは明確に違う。
共感(本文中の言葉ではカンドー)は今までの経験から呼び起こされる感情移入によって起きるが、感動はその人の知識や記憶を総動員して感じる力(感性)が大きく関わってくる。
著者によると近年は共感ばかりが取り沙汰され、感動が少ないとのこと。
脳科学的にも脳の反応する部分が違うことが明らかになっているとのことだ。
共感は脳の中のミラーニューロンという「他人の動作や感情をマネする」という働きをする神経細胞が働くことによって認識される。
一方"感動"は感情と深く関わっている大脳新皮質の働きによって認識される情動だ。
オリンピックや高校生野球大会などに矢鱈と涙(物語)を求める風潮が指摘されて久しい。上記に引用した著者の定義に従うとすれば、例えば努力の末に勝ち取ったメダルだとか不慮の死を遂げた双子の兄弟に成り代わって甲子園に出場するだとかの物語は感情移入による情動であって、感性による"感動"ではない。
夕焼けが美しいだとか、美しいハーモーニーであるだとか筆舌しがたいような心の動きが感動…ということになるのだろうけれど、実際は共感と感動は分かちがたく心に迫ってくるだろうし、言葉で説明出来ればそれは語れるということだから、著者が例に出したようなオーケストラの演奏だったりも感情移入による共感と呼びうるのでは? とは思う。
個人的には「共感<感動」だし物語による情動の変化を覚えはするけれど、物語による感動よりも知識や記憶を総動員して漸く追いつけるかどうかという感じの感動をこそ追い求めたい。
物語(Story)と体験(Experience)は違うものだから。
自分は後者に価値を置く。
翻って本書の内容を踏まえると「共感」ばかりのコミュニケーションでは特定の人としかつきあえないだろう。心が「さめている」というのは感動を覚えていない心という意味で、それでは同じ"物語"を共有する人間でないと上手くつきあえない。 -
コラムみたいな感じでサラサラ読めます。
すごく示唆に富んでるってほどではないですが
とてもわかりやすい例や言葉で書かれていて
「あ、思い当たる!」と気付かされます。
心の冷めたオバチャンにならないようにしよ!! -
ブックオフで100円で購入した。「飲み会は這ってでも行け」はさすがにやりすぎと感じつつも、その他のアドバイスで、「つまらない話だと思ったら、『なぜつまらないのか』を分析する」「出身地などを暗記するゲームと考える」など、飲み会を楽しむコツなどが参考になった。僕自身、かつては飲み会を面倒くさがって避けていた時期があったが、積極的に外に出て色んな人と話してみたいと考えるようになってきたので、こうした本のアドバイスを参考にしようと思う。
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興味深い内容がたくさんあって、ほんの掴みの部分だけしか書いてないけど、もっと掘り下げて知りたいと思える。そんな、「きっかけ」なる本。
世の中には様々な「効果」に溢れていて、一種のマインドコントロールされて生きているのかと思うと、ちょっと複雑な心境。
自分はもう少し考えて、行動を選択してみる習慣をつけたいと心から思う。 -
職場でもプライベートでも、
とにかくギクシャクしやすい「人間関係」。
しかし、相手への接し方やものの見方、日々のアクションを少し変えるだけで、人とのつながりを円滑にして人生を今の100倍楽しむことができます。
「誰でも必ずできる、しかし誰もができていないこと」をコンセプトに、最新の心理学や脳科学のエッセンスを加えながら「心を温め直す」方法を説く全47のエピソード。
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このタイトルの長さ。
B'zの「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない 」以来の衝撃。
ほんでいざこの本を読んでみると、タイトル通り、結局自分の心が冷めておりました。。。
とこの1冊でハッキリわかれば、こんな簡単な事はない。
まぁ、冷めてるのも一理あると思う。
でも、それだけじゃ。。。
第1章 冷めた心に火を灯せ
第2章 ゼロから信頼を築く
第3章 人間関係で悩まない
第4章 人を本気にさせてみろ
第5章 打たれ強くなれ
各章ごと、端的にわかりやすく書かれてて読みやすかった。
ただ、章を進めるごとに、前の事を忘れていってしまうクセがあり。
最後まで読んだ時に、一体何が書かれてあったのかが不明で。
本を読むだけじゃ、もちろん何も変わる事はなく。
まぁ、もう1回読み直して、自分に当てはまる項目から見直してみようかな。 -
なんだろう、ピンとこなさすぎて、途中で読むのをあきらめました。