- Amazon.co.jp ・本 (572ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101212418
作品紹介・あらすじ
二村孝次郎は、親友の修平と共に一攫千金を目論み、裏カジノに乗り込む。大金を手に入れたかと思いきや、イカサマは見破られていた。 5 日後までに300万円を差し出さなければ、人質にとられた修平は殺される。金をつくるため、孝次郎が向かった先は、青木ケ原樹海。19歳の青年は奔る! 地獄から生還するために─。圧倒的筆力で読む者を欺く、超弩級ノンストップ・エンタテインメント!
感想・レビュー・書評
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お笑いコンビインパルスの板倉俊之さんの本。かなり分厚くて内容もあらすじを読んでかなりのハードボイルドだと思ってたけど読んでびっくり。
カジノでイカサマをしたのがバレて友人を人質に取られお金を工面するために主人公が向かったのは青木ケ原の樹海だったー。ってなんでだろう?って思ってたけど
めちゃめちゃおもしろかった。
伏線回収もバッチリで可能性ゼロのような状態からの脱出、続きが気になり一気読みだった。
もちろん表紙が主人公の彼なんだけど、つい、というかどうしても主人公は板倉さんの容姿で読んでしまうよね(笑)
処女作のトリガーも読もう❢詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
めちゃくちゃ分厚くて、板倉さん…こんなのも書けるの?と心配になったけど、ハードボイルドで面白かった!
続編希望 -
ストーリーは面白かった。文章が少しリズムが悪いと感じてしまった。もちろん個人の好みなので人によりけりかな。
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芸人・板倉さんが書いたという興味本位のみで手に取ったが、読み始める前は「非小説家が書いた小説」って事で、正直どこかでナメてた部分があった。が、読んでみると「さすが」の一言。芸人さん(特にネタを作るほう)も物書きという点ではプロという事に気付かされた。本編後の解説でも道尾秀介さんが、そんな思った通りのことを分かりやすく書いていた。
中身でいうと、各シーンをかなり丁寧に描いていて、少し字数を割きすぎだなと感じる箇所はいくつかあったものの、情景の説明の仕方がかなり上手く、画がハッキリと見え没入感が高かった。黒幕との「種明かし合戦」の場面は、ちょっと喋らせ過ぎかなとも思ったが、でもそれもミステリー小説あるあるの空気感の感じもして、板倉さん、本当に小説好きなんだな、という感じがして好感が持てた。 -
2023.11.09 図書館
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お笑い芸人だからと言ってバカにできない、素晴らしい作品だった。時にはハラハラさせ、時にはホッとさせて、場の臨場感をより正確に捉えることができる言葉の扱い方がうまい。さすが芸人である。
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説明が過多気味か
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この著者は本業がお笑い芸人さん。
帯で作家・道尾秀介が大絶賛だったので手に取ったけど
楽しめました
600ページ弱の長編ですが、字がちょっと大きいかな
と感じました
テンポよく読めストーリーもおもしろかったです
作家としてもやっていけるのでは?