草野球の神様 (新潮文庫 ひ 11-12)

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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101225227

感想・レビュー・書評

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  • 弱体の草野球チーム『所沢ブラボーズ』という名前が何だか笑えるし、メンバーの、長嶋の大ファンのシンさん・元やくざの冨さん・ラーメン屋のワンタン・家具屋のばか1号、2号など、気のいい憎めない人々が“神様”の登場によって,どんどん強くなっていく過程が素敵!-----ホームレス風のこの神様はいったい誰なのか?
    そして登場する人々が語る現役時代の長嶋・野村・張本・落合などのエピソードも花を添える。“神様”はそっと姿を消してしまうが,ほろっとせつなく、温かい味わいがこころに残る大人の童話‥。表題作の他4篇。

  • 2018年1月16日読了

  • 草野球の神様のほか。約束、動物園にて。、我が闘争、ドラコン王が入っている短編集で、どの話も印象的であり、結末が予測できない。l草野球の神様は野球に取り組む姿、勝代路込み、約束は、自分と相手のことを詳しく聞かないということを約束して会い続ける。仲良くなるという不思議は付き合い方。だが結果は切ない。動物園では、出会いや経過が新鮮。わが刀子は自分がしたことを隠し通せるかというスリルがあり、ドラコン王は、ゴルフ初心者の苦悩が描かれている。面白くて、すぐに読んでしまった。

  • 自分でもかけそうな気持ちになる。・・・

  • 力量+想像力。

  • キャラクター濃いなぁww
    にしても、あったかくて良い話

  • H22.5.3

  • たけちゃんのフアンならば、読んでみたら温かみと客観的な描写を楽しめるのではないでしょうか。

  • 映画とは違う一面が見れた。なんか「こち亀」的雰囲気が伝わってきたり、たけしさんの頭の良さが滲んでたり。

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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