ゴールドラッシュ (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101229225

感想・レビュー・書評

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  • 色んな意味で読むのが苦痛でしたが、これは修行だと自分言い書かせて何とか読了しました。


  • 舞台は横浜。伊勢崎町、日出町、福富町。
    昭和のニオイを色濃く残す魔界。

    「神戸児童連続殺傷事件」俗に言う「酒鬼薔薇聖斗事件」キレる未成年が世を騒がせて時代がありましたね。
    14歳。子供と大人の狭間。中学を登校拒否し、ドラッグに溺れる。宗教に帰依し別居中の母、ウィリアムズ症候群という知的障害を持つ兄、援助交際に溺れる姉、何でも金で解決しようとする父。
    生きることはゲームだと思っていた少年が、信じる心を取り戻すまでが描かれる。

    何だか、疲れる一冊でした。混沌としてる。

  • なにがおもしろいんかわからん

  • あまりにも話がぶっとびすぎていて・・・「共感」が全くなかったからなのか、面白くなかった。

  • 中学生って。自分の狭い世界でしか行動していないため、ダイナミックさが物足りなかった。
    ただ、昔の横浜の街の感じとかは好きだなあと。

  • ただただ読んでいて辛くなる
    少年犯罪を理解するのは難しい。

  • 世界が違いすぎて、全く話に入り込めなかった。。
    読んでいて暗~~くなる。

  • 正直、いまいちだった。
    よくわからないまま、終わった。
    読み終えるのに精一杯でした。

  • 破壊的な少年の話しかと思って読み進めていると、少年が父親を殺す。
    救いようのない話し。
    最後までよく読めたと思う。

  • とても良く出来ていて、文章の構成、流れも素晴らしいと思う。
    が、二度と読みたくはない種類の本であることは間違いない。

著者プロフィール

柳美里(ゆう・みり) 小説家・劇作家。1968年、神奈川県出身。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。女優、演出助手を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1994年、初の小説作品「石に泳ぐ魚」を「新潮」に発表。1996年、『フルハウス』で、第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、「家族シネマ」で、第116回芥川賞を受賞。著書多数。2015年から福島県南相馬市に居住。2018年4月、南相馬市小高区の自宅で本屋「フルハウス」をオープン。同年9月には、自宅敷地内の「La MaMa ODAKA」で「青春五月党」の復活公演を実施。

「2020年 『南相馬メドレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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