- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101234151
感想・レビュー・書評
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途中で何度も投げ出したかった、というのが正直な感想。時を超えて何世を超えても出会うけれど決して結ばれない話。途中時代設定が行き来してわけわからず読み返して、あーそこまたなのね。というのが何度もあった。結局は最後の締めはよかった。
好きな人と嫌いな人が割れる作品だろうなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一途で盲目な恋模様という世界観は受け入れられたが、ちょっとシリアスすぎて感情移入ができなかった。 主人公のエドワードの人物像もよく言えばミステリアス、悪く言えばぼやけている。例えるなら神話時代の恋沙汰を描いた物語という印象。
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不思議な構成の恋愛物語。
こんな構成を思い付くのはすごいと思ったし、題材はなかなかいいと思ったけれど、私には複雑で、途中わからなくなってしまった。
作者の知識についていけず、追いてけぼりくったまま終わってしまった感じ。
悪くはないんだけどね。 -
壮大過ぎて上手く消化できなかった印象。
解説とあとがきを読むと幾つかの音楽、絵画、小説からインスピレーションを受けて書かれた作品のようですが、残念ながら知識の範囲外でした… -
from E to E.
混ざり合う時間と空間。時を経て、場所が変わっても続く思い。名画になぞらえた章立ても秀逸。 -
同じ魂を持った男女が、時空を超えてなんども巡り合うけど、お互いがお互いを分かっているのに結ばれないって話し
あ、最後は結ばれたのか。
過去と未来が入れ子になっていたり読飛ばすとわからなくなる -
よじれた時空に迷い込んだ二人は、離れたり、くっついたり。1枚の絵から恩田さんが物語りをつむいでいく。絵画と題材にする原田マハの世界とはまた違った雰囲気。やっぱり恩田ワールド。切ない気持ちで一杯になった。
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芸術作品をもとに文学が作られると、芸術作品を見直した時にあらたな視点がえられて楽しい。