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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101238142
感想・レビュー・書評
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女をめぐる男の争い。
精子競争についてよくまあここまでしらべたな〜という内容。特に、マンチェスター大学のR・ロビン・ベイカーとマーク・A・ベリスの人間の性行動に関する研究報告はすごい。パートナーと一緒にいる時間が長いほど男の精子数は減少する。競争がないからか。動物実験から推論では、浮気時の精子は元気らしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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内容(「BOOK」データベースより)
浮気も売春もすべて遺伝子を後世に残すために必要な、BC(生物学的に正しい)な行為である。それらはすべて、自分のコピーを残そうとする遺伝子のなす業、熾烈な精子競争に勝ち残ろうとする精子の陰謀だ。ではさて、精液中の精子の数はいつも同じなのか?また膣内に吸引される数は?数が時により変化するとすればその要因とは―ますます快調な竹内理論。爽快な科学エッセイ。 -
科学者が収集した実験データを元に、おもしろおかしく話を展開させる手腕は見事だと思う。でも、自分の話の都合の良いように実験データを利用しているんじゃないかなぁと思えてしまうとこもあって、このお話を丸呑みしてはいかんなぁと思いました。