オー!ファーザー (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 14886
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  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250274

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の高校生と、個性豊かな4人の父親が様々な巻き込まれる物語。ユーモアが溢れて面白かったが、500ページの長篇小説にも関わらず、伏線を回収し切らないもどかしさを感じた。

  • 周りでこれを読んだ人はみんな面白い!って言ってたのに何故こんなに楽しめなかったんだろう!少し読み進めては休み、読み進めては休みを繰り返して、その間に数冊挟んで4〜5ヶ月かけてやっと読み終えられた。伊坂幸太郎らしい支離滅裂さ、ぶっ飛び方・・・と分かってはいるけどなんっか集中できず楽しみきれず、頑張って頑張って読み終えた。

  • 父親のキャラと息子との関係が良かった。
    息子の友達や同級生がどうも苦手

  • 多恵子のうざさに耐えられない
    多恵子が出ていないところは面白い

  • 20150216読了。
    悪くはないけれど、今までの伊坂作品に比べると、今ひとつ。
    4人の父親がいる高校生の出くわす様々な事件が最後には一つになっていくというパターンで、それぞれのキャラもなかなかのくせ者ぞろい、という定番なのだが、バラバラに動きすぎてわかりにくいし、全てが突出していて没個性になっている、そんな印象を受けた。

  • 主人公は普通の高校生の由紀夫。
    ただ、彼には4人の父親がいて・・・
    母親が4回結婚したわけではなく、
    4股かけていたことから誰の子なのかはっきりしない。
    それがどういう経緯なのか6人で仲良く暮らしている。

    といった変わった設定ですが、、、
    別にこんな設定じゃなくても良かったような物語だったし、
    設定自体も似たようなのが昔の米映画にあったよね。

    前半は伏線をばらまくためだけにしか無いような内容。
    後半しっかりそれらを回収するんだけど、それまでは
    いったいこの本は何を語っているんだろう?と疑問を抱き、
    なかなか読み進められなくて困った。
    一番のクライマックスもなんだかなぁ~

    ちょっと前から「伊坂らしさ」に飽きて敬遠してたんだけど
    やっぱりもう伊坂作品は読まなくてもいいかなーと思った。
    ただし、それはあくまでも個人的な好みによるもの。
    「伊坂らしさ」が好きな人にはオススメ。

  • あんまりハマらなかった。なんでもできる主人公に興味ないのかも。
    ただ、血のつながりを重視しない絆は、なんかよかった

  • 読み終わった後は満足感があるんだけど、なんせ前半がどうにもこうにも退屈で。
    由紀夫くんと、4人の父親との会話は洒落ていて、それを読むのは楽しいんだけれど、ほんとそれだけしかなくて、ちょっと挫折しそうになった。

    後半、由紀夫が監禁されてからは急に話が転がり出して面白くなった。
    でも伏線回収といってもそんなに深いものでもなく、なるほどねぇ、ここでそれが出てくるか、へぇー、くらいの感じ。

    父親一人一人にきちんとストーリーがあるわけでもないのと、由紀夫が飄々としているので、全体的にサラッと軽くて、ドキドキ感も感動も薄め。

    母親が出てこないのも、何かあるんだろうなと思ったら最後にちょっとだけ登場して、それがお洒落と言えばお洒落なんだけど、普通に拍子抜けしてしまった。

    多恵子ちゃん、私にはずっと花沢さんで脳内再生されてたんだけど、由紀夫くんは、カツオよりちょっとカッコ良いかもね?

  • まぁ・・多恵子がうざくてほとんど飛ばし読み。会話文だけで話がわかる。

  • 鷹さんと葵さんの言葉が刺さったね
    この父親4人を心底惚れさせてる母親が気になる
    てか妙齢の峰不二子と勝手にイメージしたのだが
    いやいや、でも、と想像が膨らむ、膨らむ(楽)

著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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