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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101252292
感想・レビュー・書評
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泣き虫で小さい頃から感受性豊かだった作者の幼少時代の物語。
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ハァちゃんがかわいい。
兄弟もかわいい。
格好をつけた大人受けのいい作文を書いて、それが狙い通り先生や両親に褒められると、その内容を恥じているハァちゃん。
ハァちゃんの作文をもじって上手くハァちゃんの恥じる気持ちを流してくれるお兄さんたち。
クリスマスの話が面白い。
偽のプレゼントを用意してまでハァちゃんをからかうお兄さんが、ハァちゃんが泣き出したら慌ててフォロー。 -
ハァちゃんと呼ばれている泣き虫の姪っ子がいるのでつい購入。具体的な出来事などはフィクションだそうですが、河合隼雄さんが少年時代の思い出をもとに書かれた小説。両親と兄たちに囲まれ好奇心いっぱいの少年がせいいっぱい自分なりに生きる姿が清々しいです。童話のような感じですぐ読み終わってしまいましたがとても良い本でした。
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あの河合隼雄先生の遺稿が、御自身の幼少期を綴ったものとは。一応童話風の記述だが、何やら切ない。
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心理学者、河合隼雄が書いた唯一の小説。
じんわりきます。