日本文学100年の名作 第9巻 1994-2003 アイロンのある風景 (新潮文庫)

制作 : 池内紀  松田哲夫  川本三郎 
  • 新潮社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101274409

感想・レビュー・書評

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  • 吉村、新津→◎

    江國香織は、一時期は集中して読み、結構好きな作家だったのだけれど、今読むと「?」である。ふざけんなーと言いながら読んだ。登場人物誰1人としてリアルな現実を生きていない。綿菓子でも食って生きてんのか!と言いたくなる。これでは中年のフシギちゃん。その中年のフシギちゃんをわざわざ書く意味がわからない。

    川上も、これはあまり好きじゃないなあ。男が好きになれない。

    林はわからない。

    浅田、重松、村上、吉本、小池、堀江は安定。両面の意味で安定。

    村田、津村→○

    ちょっと意外だったのが山本。こんなのも書くんだーと。

    乙川は読みにくかった。時代ものが駄目なので。時代ものの情感やメンタリティが私にはないらしく、論理に乗ること自体に手間取ってしまう。

    好きなものがあったり、「?」があったり、好きになれないものがあったり、ブツブツ文句言いながら、アンソロジーは1つでも2つでも発見があれば、それでよし。

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