しあわせな葉っぱ (新潮文庫 お 47-3)

  • 新潮社
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101278230

感想・レビュー・書評

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  • 絵が沢山で読んでいるとほっこりする気持ちになる本。
    突然頭に葉っぱが生えてくる話がけっこう好きです♪

  • 文字がこんなに少ない本でトホホとおもったけど
    ほっこりするような内容だった。

    頭の上に急に生えてきたミエナイ草。
    そのことで悲しくなったりいやな気持ちにもなったりもしたけれど
    優しい気持ちも芽生えてきて

    日常に埋もれている些細なことにも幸せがあるのだと
    気づかせてくれるお話でした。

  • 2004.7.23

  • 突然だが吾輩は「よつば」である。
    でも時々、読友さんに「葉っぱ」「ぱっぱ」「はっぱふみふみ」なんて呼ばれている。

    私事で恐縮だがいつもおちゃらけている私に昨年12月、とてもしんどい出来事が降り掛かって来た。
    そんな時、読友さんがこの本を見つけ先日送ってくれた。

    ある朝、頭に葉っぱが生えて来ちゃった女の子の話。
    抜いても抜いてもきりなく生えて来る葉っぱ。

    イラストと文字はシンプルだけど、とても可愛い。

    生きていて自分じゃ見えてるつもりでいたのに見えてないものがある。

    優しくそっと「気付き」を伝えてくれる。
    大切にしたい作品。

  • 絵本なのであっという間に読めます。
    本の主人公はある少女で頭に葉っぱが生えているけど、それは他人には見えないという。

    大人と子供では見る視点はだいぶ違うのだろうけど、大人の視点からは葉っぱは劣等感やちょっと隠しておきたい心なのかなと思いました。

  • ほんわか

  • ほのぼのとした世界観

    ミエナイ草自分の頭にも生えてるのかな~?

    自分には気づいて相手には気づかれないこと・・・

    見えない個性みたいなもんかな。

    その個性、自分が嫌いでも相手からはよく見えたりする。

    コンプレックスも含めて自分を好きになると、今より少し楽に生きられるのかも。

    絵が可愛くてサクッと読めた♪

  • どこか抜けた感じの絵にホッとする。無心になりたいときに読むといい。

  • 4コマ漫画を見ているようで、懐かしいような絵の作風も手伝い、少し読んではみたものの、最期まで読まなかった。

    詩としては、成り立っているのだろうか???

  • すぐに読めた。
    はじめは笑って読んでたけど、途中、切なくなった。
    最後は心温かくなる終わりかた。
    私にもミエナイ草、生えてるのかな!?

著者プロフィール

おーなり 由子(おーなり ゆうこ)
絵本作家、漫画家。主な作品に『ことばのかたち』『ラブレター』『あかちゃんがわらうから』『どしゃぶり』『ワニのガルド』、翻訳に『たいせつなあなたへ あなたがうまれるまでのこと』『ごはんのじかん』『おにいちゃんといもうと』など。漫画に『あこがれくじら』『ともだちパズル』『てのひら童話』ほか。エッセイ、詩集に『きれいな色とことば』『だんだんおかあさんになっていく』『ひらがな暦 三六六日の絵ことば歳時記』など多数。

「2023年 『幸福な質問 New Edition』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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