路地裏の経済学 (新潮文庫 草 299-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101299013

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  • 現実社会に役立つ経済学として竹内宏
    知識がテストのための知識なら身に付かない。現実を考える
    道具となること、逆に言えば、現実を題材として、知識を提
    供したい。生徒としての反応もいい。
    竹内 宏氏のこの3冊は、本が新聞や雑誌に連載されたもの
    をまとめたものなので、読みやすく「へぇー」と思わせる話
    材が多い。
    新潮文庫「路地裏の経済学」正・続 
    国内の経済について、はては宗教の経済やヤクザまであ
    つかっている。ちょっとした小話に使える
    角川文庫「民族と風土の経済学」
      国民性から国際経済を論じている。むしろ地理で生かせ
    る知識かな。

  • 日本人的な気質、あるいは日本の庶民的な気質とでも言おうか。そういったものが支えてきた経済のツボを的確に集約している。「間」の感覚に成り立つコミュニティ。犠牲となっているのは日本の自然ではなく「日本的自然」。知的集約型人材を育てる地方文化。「道」の追及マインドが生んだマニア市場。なんとも色あせない大衆目線の分析の数々。

  • (1986.10.05読了)(1986.08.13購入)
    *解説目録より*
    経済の動きは私達の日常生活とどう関わっているのか。全ての人に必須の経済知識をわかりやすく語る。庶民の眼で見た日本経済論。

    ☆関連図書(既読)
    「柔構造の日本経済」竹内宏著、朝日文庫、1983.11.20

  • 単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。
    15年以上前に読んだみたいだが、内容は全く覚えていない。
    入社して数年で、経済のことを勉強していたみたい。
    勉強熱心だったんだと過去の自分に感心。

  • 4101299013 237p 1988・5・15 17刷

  • 「王道」と言われるような、経済学とは違った視点から捉えた本。経済がわからないという人も簡単に読める一冊。

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著者プロフィール

竹内 宏(タケウチ ヒロシ)
静岡県立大学グローバル地域センター長
1954年、東京大学経済学部卒。日本長期信用銀行専務取締役・調査部長、長銀総合研究所理事長、(財)静岡総合研究機構理事長等歴任。東京大学講師、静岡文化芸術大学特任教授等兼任。長年の研究蓄積に基づき、アジア・日本経済を大局的に展望。著書に、『路地裏の経済学』、『経済学の忘れもの』ほか。

「2015年 『日系自動車メーカーの中国戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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