- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101299013
感想・レビュー・書評
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現実社会に役立つ経済学として竹内宏
知識がテストのための知識なら身に付かない。現実を考える
道具となること、逆に言えば、現実を題材として、知識を提
供したい。生徒としての反応もいい。
竹内 宏氏のこの3冊は、本が新聞や雑誌に連載されたもの
をまとめたものなので、読みやすく「へぇー」と思わせる話
材が多い。
新潮文庫「路地裏の経済学」正・続
国内の経済について、はては宗教の経済やヤクザまであ
つかっている。ちょっとした小話に使える
角川文庫「民族と風土の経済学」
国民性から国際経済を論じている。むしろ地理で生かせ
る知識かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本人的な気質、あるいは日本の庶民的な気質とでも言おうか。そういったものが支えてきた経済のツボを的確に集約している。「間」の感覚に成り立つコミュニティ。犠牲となっているのは日本の自然ではなく「日本的自然」。知的集約型人材を育てる地方文化。「道」の追及マインドが生んだマニア市場。なんとも色あせない大衆目線の分析の数々。
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(1986.10.05読了)(1986.08.13購入)
*解説目録より*
経済の動きは私達の日常生活とどう関わっているのか。全ての人に必須の経済知識をわかりやすく語る。庶民の眼で見た日本経済論。
☆関連図書(既読)
「柔構造の日本経済」竹内宏著、朝日文庫、1983.11.20 -
4101299013 237p 1988・5・15 17刷
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「王道」と言われるような、経済学とは違った視点から捉えた本。経済がわからないという人も簡単に読める一冊。