神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302775

感想・レビュー・書評

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  • 一巻のリバイバルのよう

  • 思ってた以上にシハナが策士すぎた。悪人ではない……けど、自分の理想のために利用できるものはなんでもタイプはやっぱり悪人寄りになってしまうかな。でもシハナの理想でタルの民は救われるしなぁと。正義というのは本当に色んな視点で考えると全て正義で間違ってないからまでいくと、悪人などいないになってしまう。

    ただ、一番の被害者であるアスラのことを思うと、やっぱりシハナは悪人だった。
    お話の最後では死んでない、けれど眠ったまま。いつか目覚めるかも…って感じだったので。アスラにはいつか目覚めて生を楽しんでほしいなぁと思う。きっと、あるよね…アスラのその後がわかるお話。

  • 今回もグイグイ引き込まれた。
    圧倒的な力を持って人を統率できるのか、
    恐怖政治だよね
    それには快感もあるだろう
    でもきっと何も生まない

    大きなテーマだけど、地に足ついた描写で描き切るのがさすがです。

  • 今のところ、シリーズで1番好きかも。
    面白かった

  • 作者の上橋菜穂子さんも、解説の児玉清さんの述べているが、私も心底バルサに惚れている。

    怒涛のようにバルサの魅力が溢れ出しているのが今作。

  • 今回も国家にかかる陰謀に立ち向かうのでワンパターンではあるが、それでもやっぱり世界観が素晴らしく面白く読めた。

  • 精霊から6年空けて闇と夢を読み、そこからまたさらに2年空けた自分が大バカ者のように思える。
    相変わらずバルサとタンダの関係が超よかったんだけど、終わり方がなんとも後味が悪かった。早く次の巻を読みたい。

  • ええーーーー!
    終わってしまった!!

    これは絶対続編があるやつ。
    アスラ、生きるのって辛いけど、目を覚ましなよ。
    上手く言えないけど、絶対生きる方がいいよ。

    上橋さんの作品は驚くほどに設定がしっかりしていて、ものすごい圧の安定感がある。
    たまにSFやファンタジーは設定が浮いていて、あと少し欲しいなぁと思うことがある。
    その瞬間、これは作り話なんだったと夢から覚める。
    でも上橋さんの作品はそれがない。
    これは超人のなせる技だと思う。

  • ●上橋菜穂子
    978-4-10-130277-5

  • タルマハヤやタルの民の秘密などのお話。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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