出世と左遷 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101303369

感想・レビュー・書評

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  • 上司から進められた小説。ご都合主義な小説だと感じた。

  • 意外性がなかった。

  • 中堅損保の秘書室次長で会長付けの主人公が、会長の絵の個展を企画したが、思わぬ窮地に陥ってしまうことに。
    絵を貰った証券会社社長から会長へ一千万の商品券が贈られたのを知り、口止め料に二百万を握らされてしまった。この二百万がきっかけに次々と起こる無理難題の嵐・・・。
    まさに中間管理職らしい、どちらにもつけないジレンマと苦悩が描き出されている作品です♪

  • 会長に忖度してしまうことにより、トラブルに巻き込まれてしまう秘書室次長。比較的面白かった。80点。

  • 高杉良の作品は読みやすいなぁ。こういう本しかさっと読めない自分もなんなんだろう、とは思うが。

  • (・∀・)イイネ!!爽やかな読後感。サラリーマンも捨てたものじゃない

  • 【作品紹介】
    中堅損保、栄和火災海上の相沢靖夫は、秘書室次長で会長付の四十六歳。会長の絵の個展を企画したが、思わぬ窮地に陥ってしまう。絵を貰ったN証券社長から会長に一千万円の商品券が贈られたのを知り、口止め料二百万円を握らされたのだ。苦悩する相沢。そこに強面の経済記者の取材が……。悩みつつも職責を果たそうとする中間管理職を描き、感動を呼ぶ経済小説の傑作。『人事権!』改題。

    【感想】
    ここしばらく離れていたが、久しぶりに読んだ高杉作品。
    高杉作品には当たりはずれが多い印象だが、これは当たりでよかった。
    ストーリーの展開順序は、ストーリーの中で発生するその時々の事件・出来事を軸として登場人物同士の会話・コミュニケーションで進んでいく手法で、そのあたりは「金融腐蝕列島」と同じであった。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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