狂気の偽装―精神科医の臨床報告 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101305721

感想・レビュー・書評

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  • 過去のトラウマが現在の精神病の原因になるわけないじゃんみたいな
    精神分析への異議申し立てがなかなか面白い。
    やっぱり精神医学ってのは医学っていうだけあってハッキリしないことは言わないね。
    ふつうの医学の、風邪の予防にはマスクを的な、精神病の予防みたいなのって何かないのかな。

  • 精神病といわれている中で
    本当にその病気、病気ですか?
    と、問いかける本です。
    本当の精神病とはなんぞや。
    いろいろな症候群があれど
    本当に病気なのか?
    うつといわれているひとが
    すべて病気ではない。ということ。
    精神的な病は、医者によってもだいぶ見会が違うのではないかと思う
    見える病気じゃないからね。。

  • 症状に病名をつけるのが医者
    状況から人々の飛びつくブームを作るのがマスコミ自分の周りにある環境の悪さのせいにしながら、
    誰かが用意した環境によって逃げ道を得た
    自分は、もしかしたらそうかもしれないと
    飛びついた人に、チョッと待て。
    本物はこんなだよ、と。
    風邪薬と農薬の自殺については背筋が凍る。

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著者プロフィール

昭和大学医学部精神医学講座主任教授

「2023年 『これ一冊で大人の発達障害がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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