養老訓 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101308364

作品紹介・あらすじ

日本には、不機嫌で笑わない年寄りが多い気がします。しかし人生において、年をとったからこそ良かったと思えることはたくさんあります。私もいい年こいたじいさんですから年寄りの立場から、こんな考え方をすればもう少し機嫌よく人生を過ごせるんじゃないか、ということを言っておきたくなりました-著者の七〇歳を記念して刊行された、大人のための笑って過ごす生き方の知恵。

感想・レビュー・書評

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  • 他人とは直角に交わるのがよい。なるほど、と思った。特に夫婦。
    またまた養老孟司さん。養老さんの本を読んだことないけどまず一冊読んでみたいという人向けによい本ではないかとは思った。
    かなり養老さんの本読んでるのでコンテンツ重複につき目新しい話はあまり感じなかった。

  • 我想一样一点!我是活字中毒。不过,大概,他,养老孟司的想。所以,[养老训]。

  • 初めて読みました、養老氏の本。
    自分の祖父を彷彿とさせる口調と考え。
    お金の捉え方と仕事への考え方は共感できるものでした。

  • 20年近く前に没頭した、養老氏の著作群。
    (個人的には『カミとヒトの解剖学 』がいち押しです)

    久しぶりに新作を読んで、内容的な新しさは感じなかったものの、逆に言えば変わらぬ養老節に安堵しました。

  • まだ“よぼよぼ”になった時のことを考えるなんて早すぎる!と著者に怒られそうだ。しかし、お金が無くなった時のことを一度本気で考えてみるのもいいと思う。

  • いかに年老いてゆくか、本当に老後必要な資産は体力である。同感です。11.5.28

  • 老後のことを考えるいい機会となった。

  • 教科書にしたい内容。
    ここ数年じぶんが考えていたことを先生ははるか先から考えてて御本にされていた。なんかもやもやしてたけどスッキリした気持ちになりました。

    渋沢栄一とまでは言わずとも国、世、人のために働ける人を増やすことで日本はいい方向に向かうのではないでしょうか。私にも難しいことですが、これから定期的に読み直しては仕事への向き合いかたを改める工夫をしていこうと思います。

    一つ前に読んだ本からすっかり先生のファンになったので、これから全作品読破していきます。

  • カメラを替えたらたちまち画面上の「現実」は変わってしまう。
    テレビに写っている「現実」は視点のひとつに過ぎない。
    カメラの位置ひとつで伝わる映像が異なる。

  • 1937年生まれの養老先生、御年70歳の講演に現れた、前から三列目の不機嫌そうな爺さんに気づいて書いた本。養老先生の人生訓ですが、読んでみれば、なるほど、なるほど、という塩梅です。本の中で紹介されている、河合隼雄さんの本に似たところがありますです、当たり前の常識が一杯であります、★二つ半(四捨五入で三つ)、でしょうか。

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著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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