5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101315515

感想・レビュー・書評

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  • ひたすら、バスを乗り継いでいく旅。
    行く先々のトラブルを乗り越えて、国境を越えて、アジアハイウェーを日本からトルコまで。
    寝不足になると、人間はヤバイというのが分かるw
    中国のバスで呪怨のビデオを流してたのには笑った。
    爽やかさは無いが、疾走感のある構成。

  • とにかく、旅の辛さが先立っちゃって…という感じ。
    以前読んだ、「世界最悪の鉄道旅行」と比べてしまうと、辛さの中にも、それを楽しんでいる感のある“鉄道旅行”とは違い、「もう歳かなあ~」みたいな感慨が多い

    旅をしすぎたのかもしれない。
    …どちらが先に書かれたんでしょう?

  • 東京で暮らしてるより安いかも。
    定年後の楽しみに取っておきます。

  •  アジアンハイウエーをバスに乗り西へ向かう旅の記録だ。感動もへちまもない。著者は何度目かのバス旅行なのだとか、投げやり感まんさいで始まる文章は素敵とはいえない(笑 ただただ痛いだけの内容である。

  • いつもと同じ貧乏旅行。
    でも楽しそうでいいですね~

  •  節約旅の旅行作家、下川 裕治さんの作品。
    今回も、バスなどを乗り継ぐアドベンチャーな旅が展開される。

     タイトルになっている5万4千円というのは、日本橋からトルコまでの交通費の金額。
    日本から韓国、北朝鮮は飛ばし、中国、ベトナム、ラオス、タイ。
    ミャンマー(ビルマ)は、通過することができず。
    後半は、バングラデシュ、インド、パキスタン、イラン、トルコ。

     アジア各国の高速道路網は予想以上に発展しているのがわかる。
    長距離バスも国によっては、親切なサービスがある。
    費用を押さえた旅行をしたい時に、バスは外せない交通手段だ。

     この本を読みながら世界地図(アジア〜中東)を手元に置き、通った道を辿ってみると更に楽しめると思います。
     前半の日本〜タイまでのストーリーは、2006年の企画で加筆してあるので、話が旅行後だったり、戻ったりして少し読みにくかった印象もありますが、旅好きには満足のゆく1冊です。

  • 高速バスを乗り継いでアジアハイウェイを走破する過程を記した本。

    旅本にありがちな自分の旅スタイルをひけらかすコトはなく、でも自分の様々な考えを上手に伝えていて、素直に共感できます。

    泥々になりながらアジアの街を這いずり回りたい!って思える本でした。

    最近はインドに心を奪われてます、また行きたい。
    騙されながら、怒鳴りながら、お腹壊しながらガンガーを目指したいです。

  • この人の本は気づけばもう何冊も読んでいる。
    それはたぶん旅行記にありがちな濃厚な内容ではいなからだ。
    すらすらと読めてしまうのが筆者のいいところであり、
    たぶん筆者自身がそんな性格なのだろう。
    が、100Pに1回ぐらいの割合で旅に対する筆者の独特の思想が顔を出す瞬間がある。
    うすいラーメンにぴりりと唐辛子の味がするようなものである。
    今回も楽しく薄味に頂いた、下川祐治の旅行記。

  • 8/184

  • 5万4千円でアジア横断できることが素晴らしい。

著者プロフィール

1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビューし、以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、次々と著作を発表している。『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)、『旅がグンと楽になる7つの極意』(産業編集センター)、『沖縄の離島 路線バスの旅』(双葉社)など著書多数。

「2023年 『旅する桃源郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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