プロ野球騒動その舞台裏 (新潮文庫 こ 15-8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101322087

作品紹介・あらすじ

疑惑の判定を頻発させた審判4人制、日本シリーズで清原が見せた男の涙、江本の「ベンチがアホやから」発言、監督解任を決める会議の時間を間違えた長島、ドラフト破りといわれた江川事件、100勝投手を引退に追い込んだ王のたった一度だけの沸騰…。プロ野球を騒がせた様々な騒動も、新しい視点で見てみると、意外な事実が浮び上がってくる。騒動の舞台裏で繰り広げられる男たちのドラマ。

感想・レビュー・書評

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  • 昭和の野球騒動の裏側など新聞記者の近藤さんだからこそ知ってる選手や監督の裏話が面白かった。
    エンタメ要素もあってテンポよく読むことができた。

  • 東京ヤクルトスワローズの新人投手が、広島東洋カープの前田選手に死球を与へたといふことで、乱闘寸前の騒ぎになつたさうです。
    で、本日になつて燕投手が鯉監督に謝罪したとか。謝罪の必要があるのかなあと思ふのですが、前田くんに睨まれてすつかり消沈してしまつたのでせう。
    互ひに全力でプレイをすれば、怪我もつきものであります。この伝でいけば石田純一さんの義父などは、しよつちゆう謝罪しなくてはいけない。

    プロ野球では、諍いの目が出さうになると、何故か両球団のメムバア全員がグラウンドへ出て揉み合ひになります。ちよつとカタギには見えないのですが、彼らには彼らなりの言ひ分があるのださうです。
    騒動といへば乱闘に限りません。近藤唯之著『プロ野球 騒動その舞台裏』には、球史に残る騒動、残らない騒動の数々が紹介されてゐます。
    血なまぐさい話や、やるせない話が多いはずなのに、近藤節にかかると何故か胸を打つ感動話になるのであります。

    わが燕ティームが不振で面白くないので、気を紛らはせやうと手に取りました。

    http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-94.html

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