底なし沼 (新潮文庫)

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著者 : 新堂冬樹
  • 新潮社 (2009年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (657ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101323527

底なし沼 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 前半はそれなりに楽しめた。

    でも最後はウンザリ。

    底なしな感じで終わってくれればよかったのに。

  • 金融屋、ヤクザ、キャバクラの女、冷徹な殺し屋と、新堂冬樹の得意ジャンルが盛りだくさん。なので「前もこんなのあったなあ」感がいなめない。最後ドンパチで終わるのもよくあるパターンなのだけど、やっぱり面白い。笑

  • 新堂作品を他の人と話したことはないけれど、
    多分えげつない、とか、悲惨、とか言われるんだろうとカンタンに想像はつく。

    親に勧められない本、ある意味ナンバーワン。

    純愛作品とか結構素敵な暗殺者者もあるけどね。

    でもこの作品は、いつものただ悲惨、じゃなくて、
    ちゃんと意外性のあるオチがあってよかったなー。

    って、それで満足していいのかね?という気もするけど。

  • いつもながらの暴力シーンはあるものの、毒虫VS溝鼠に比べれば全然優しく感じてしまうジブンは、慣れたのかそうでないのか。
    どっちにしても次の展開が気になって一気に読んでしまう作品でした。
    最後に生き残るのは誰なのかを予想しながら読むと面白いです。

  • 一匹狼の闇金王・蔵王のシノギは、サラ金業者から債権を買い、完済した借金をさらに払わす「二重取り」。エグい取立に追い込まれ、足掻くほど泥沼に沈んでゆく債務者たちには借金を借金で返す無間地獄が待っている。商売敵は絶望のどん底に突き落とし、背後のヤクザさえ歯向かえば容赦なく踏み潰す。果てなき欲望の堕ち行く先は...。新堂流超大技炸裂ノンストップ・パワープレイ。 ー本書帯文より

    闇金で交わされた金銭消費貸借契約書、
    完済したにも関わらず契約書を債務者に返却せず、
    その契約書を基に完済している元債務者に
    再度、金を取り立てる二重取りをしのぎとする
    その名も「債権回収機構」蔵王金光。

    事務所を構えず、メルセデスのRVワゴンを事務所として
    強面の堂本、元役者で見た目は軽い感じの金子、
    2人も部下を従える蔵王は、一応カタギです。

    手のつけようのない暴れん坊の蔵王に闇金、債券回収の
    知識を叩き込んだのが、関東最大の暴力団、大神会直系、
    超武闘派の集団、雨竜組若頭、市之瀬雄一でした。

    市之瀬の管理する闇金グループから、完済した元債務者の
    金銭消費貸借契約書を蔵王が買い取り、その元債務者の
    ところに行き、取り立てるのです。
    その回収率は、いわば100%、
    回収から逃れる = 死でした。

    さて、事の発端は、渋谷センター街にある
    キャバクラ「パーティードール」で、
    蔵王の指名嬢で愛人の怜夏、彼女に指名が重なったことから
    はじまります。
    指名したのは、結婚紹介所「ハッピーウエディング」社長の
    日野健一郎でした。
    彼は以前、東証一部上場の商社、東都剛鉄に勤めていた頃、
    部下の野沢の連帯保証人になった事から闇金に追われた
    過去を持っていました。
    そんな日野と蔵王は怜夏をめぐってトラブルになります。
    そこで蔵王のターゲットとされてしまいます。
    こんな2人、一見何の関係もない様にみえてある共通点がありました。

    そこから始まった、長い騙しあいの結末は?
    そんなお話しです。

    闇経済の一番の稼ぎ頭である、闇金。
    週に3割、4割の金利は当たり前。
    そんな闇金にも、金銭消費貸借契約書が交わされるのですね。
    30万、40万という金額が、法外な金利でどんどん増えていきます。
    やっとの思い出、返済しても肝心の契約書を返却してもらえず、
    暫くの間ねかされて、違う債権者からの取り立てが始まるのです。

    ここは、蔵王達も考えていて、法外な金額を請求しても、
    やっとの思いで闇金に返済した元債務者に支払い能力が
    あるかを判断し、借用した金額を請求する。
    凄いです。

    一方、結婚紹介所。
    出会い、結婚という言葉で、こちらも法外な入会金を払わせ、
    さくらを仕込み1回1万円で見合いを仲介、パーティを開くなど
    ぼったくりもいいとこです。
    やはり、暴力団のフロント企業が多いそうです。

    共通するのは、ケツ持ちが暴力団という事ですね。

    この作品では、暴力団の新たな資金源、闇金の二重取り、
    そして結婚紹介、その裏側で起きた事件が書かれています。

    蔵王の手口は巧妙だが、それを密告するスパイのおかげで
    救われ形成逆転の日野、
    しかし、その上をいく攻勢、それに対抗するための防御策。

    やり方はどっちも、どっちですが、最終的には意外な結末が
    待っています。
    この戦いが、バックの組織を巻き込み、ドンドン話は大きく
    なって、とんでもない出来事になります。

    ヤクザという職業は、面子にこだわるということ。
    これが、また弱点でもあるのですね。

    相変わらず、不... 続きを読む

  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">最強だったはずの者を超える新人物が次から次へと現れる。「マンガ的」とでも言うべきか。</DIV>
    <h5>出版社 / 著者からの内容紹介</h5>
    一匹狼の闇金王・蔵王のシノギは、サラ金業者から債権を買い、完済した借金をさらに払わす「二重取り」。エグい取立に追い込まれ、足掻くほど泥沼に沈んでゆく債務者たちには借金を借金で返す無間地獄が待っている。商売敵は絶望のどん底に突き落とし、背後のヤクザさえ歯向かえば容赦なく踏み潰す。果てなき欲望の堕ち行く先は…。新堂流超大技炸裂ノンストップ・パワープレイ。

  • 一匹狼の闇金王・蔵王のシノギは、サラ金業者から債権を買い、完済した借金をさらに払わす「二重取り」。エグい取立に追い込まれ、足掻くほど泥沼に沈んでゆく債務者たちには借金を借金で返す無間地獄が待っている。商売敵は絶望のどん底に突き落とし、背後のヤクザさえ歯向かえば容赦なく踏み潰す。果てなき欲望の堕ち行く先は…。新堂流超大技炸裂ノンストップ・パワープレイ。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file4/neta5506.html

  • 相変わらずの新堂冬樹ぶり。もはやドラえもん。

  • 書店の平積みに手を出して大失敗。なんだかグロテスクな内容だけが、頭にこびりつきました。ストーリーが後半から首尾一貫せず、なんだかその場その場で盛り上がりを作っている気がして仕方がない。あと付けでの登場人物や、いつの間にかいなくなった脇役、突然トーンダウンする準主役。闇金融の怖さも、怖いぞ怖いぞの連呼で、怖さ半減。「真の闇金をえぐる極悪金融小説」じゃないぞ、これは。誇大広告しないでよ!久しぶりの”底なし沼”的感想です。

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