ビューティフル・ネーム (新潮文庫 さ 27-11)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101325217

感想・レビュー・書評

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  • 2010年3月5日購入。

  • 遺作になってしまったこと、とても残念に思います。
    これを最後にせず、彼女の文章をもっともっと読みたかった。

  • 在日韓国人の方の名前の話。
    著者自身もそうですが。
    それを、非常に普通に聞いてストーリーにしていくのは
    やはり鷺沢さんの力量だと思う。
    これはぜひ読んでほしい本。

  • 在日コリアンの名前への複雑な感情、葛藤、戸惑い。鷺沢さんには、もっと長く生きていて欲しかった。

  • 鷺沢萌の最後の作品。本当は、ウェルカムホーム探してたんだけど、買っちゃった☆在日朝鮮人の話で結構おもしろくよめた。やっぱり。差別でもなんでもその立場になってみないとわからないものなのね。
    原稿は途中で終わってしまっていたらしく中途半端に終わっているところが生ナマしい。でもそれこそ生きていた証拠なんだろうな。ただの本じゃない。そう感じた。

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著者プロフィール

鷺沢萠(1968.6.20-2004.4.11)
作家。上智大学外国語学部ロシア語科中退。1987年、「川べりの道」で文學界新人賞を当時最年少で受賞。92年「駆ける少年」で泉鏡花賞を受賞。他の著書に『少年たちの終わらない夜』『葉桜の日』『大統領のクリスマス・ツリー』『君はこの国を好きか』『過ぐる川、烟る橋』『さいはての二人』『ウェルカム・ホーム!』など。

「2018年 『帰れぬ人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鷺沢萠の作品

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