kaizenさんの感想
2011年8月11日
解説や後書きの代わりに、奥菜恵と赤川次郎の対談を掲載しています。 物語は、石塚深雪という女性が新人の頃お世話になった上司が、 会社を辞職しようとして、歓迎会を開催しようという話です。 登場人物の家族を巻き込んで、さまざまな事件が起きます。 深雪のまっすぐな思いを理解してくれるのは、女性だけかもしれない。 主役のいない送別会。 会社の命運も危ういのでは。 ちょっと経過と結果が中途半端なような気がしました。
1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。 「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」