- Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101333137
感想・レビュー・書評
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海堂氏の本は色々読み、この作品もバチスタシリーズに出てくる人が何人も出てくるのだが、最近は政治的な方向が強く純粋に楽しめ無くなっている。
最初の方はインフルエンザの話しなので、今のコロナ騒動に関連して臨場感があったが、関西を疲弊させるための仕掛け、となるとなんだか不思議。検察と厚労省の戦いも、解説を読んで初めて、そう言えばそのような事件もあったと思い出す。(リアルタイムで読んでいると予言のような内容とか..)
後半に行けば行くほど、終着点が見えなくなってくる。[近未来を透視するメディカル・サスペンス」との事だが、どうだろうか?
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2021.6.23読了
2.0
最初は面白かったのだけど……。
医療と司法。警察、検察組織などの政治的な関わりが私には難しく、読み進めるのに時間がかかった。
彦根さんの言ってる事が難解。
もう少し噛み砕いた説明をして欲しい。
(私の知識と理解力が低いからなのかな)
作者の政治的思想が全面に出すぎていて、疲れました……。
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海堂尊の本は何冊も読んだが、医療系は面白いのに政治がらみになると面白くない。この小説は特に前半と後半の内容が違い過ぎて、読破するまでに何度も挫折した。
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複雑すぎて、終盤で挫折…。登場人物が多すぎたしシリーズ読んでないと記憶に残りにくい。
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え?ここで終わるの??というモヤモヤが残る感じ。
後半は政治っぽい話になって、医療ミステリと思って読むと思ったのと違うかも。 -
浪速府で発生した新型インフルエンザ「キャメル」。致死率の低いウィルスにもかかわらず、報道は過熱の一途を辿り、政府はナニワの経済封鎖を決定する。壊滅的な打撃を受ける関西圏。その裏には霞ヶ関が仕掛けた巨大な陰謀が蠢いていた――。風雲児・村雨弘毅府知事、特捜部のエース・鎌形雅史、大法螺吹き・彦根新吾。怪物達は、この事態にどう動く……。海堂サーガ、新章開幕。
(2011年)
— 目次 —
序章 砂漠 二〇〇五年三月
第一部 キャメル
#01 浪速診療所 二〇〇九年二月四日
#02 浪速市医師会 二〇〇九年二月四日
#03 水際防疫 二〇〇九年四月二十二日
#04 キャメル・パニック 二〇〇九年四月二十七日
#05 検疫官・喜国忠義 二〇〇九年四月二十八日
#06 レッセフェール・スタイル 二〇〇九年五月十日
第二部 カマイタチ
#07 特捜部エース、西へ 二〇〇八年六月十八日
#08 電光石火 二〇〇八年十月十七日
#09 不祥事ルーレット 二〇〇八年十月二十一日
#10 不可視陰謀 二〇〇八年十月三十日
#11 検察の正義 二〇〇八年十月三十一日
第三部 ドラゴン
#12 舎人町の心臓 二〇〇九年五月十三日
#13 東北の巨人 二〇〇九年五月十三日
#14 日本三分の計 二〇〇九年五月十四日
#15 桜宮岬 二〇〇九年五月十五日
#16 ナニワ・ドラゴン 二〇〇九年五月十五日
終章 両雄並び立たず 二〇〇九年六月 -
浪速府で発生した新型インフルエンザ「キャメル」。致死率の低いウイルスにもかかわらず、報道は過熱の一途を辿り、政府はナニワの経済封鎖を決定する。壊滅的な打撃を受ける関西圏。その裏には霞が関が仕掛けた巨大な陰謀が蠢いていたー。風雲児・村雨弘毅府知事、特捜部のエース・鎌形雅史、大法螺吹き・彦根新吾。怪物達は、この事態にどう動く…。
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新型インフルエンザに伴う、浪速経済の混乱。
霞ヶ関の汚職や陰謀。
面白いテーマで面白い。
最後は、お約束のように「Ai」連呼で一気に冷めた。
残念。