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- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101337722
感想・レビュー・書評
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人間ってのも まぁ なかなか
いいもんだね
と 思わせてもらえる
朱川湊人さん
少し前に マリ共和国の友達と話していて
彼が 初めて日本に来た10数年ほど前に
初めて新幹線に乗ることがあったそうな
その時に 新幹線の駅のホームで待っていた時
目の前を ものすごい速さで何かが通過していった
横にいた連れ合いに 今のは 何ですか?
と聞き、それが 自分の乗るモノだと教えられたときに
あぁ それには 僕は乗ることができない
と 強く思ったそうです
人の常識、常態を飛び越えてしまったものに対する
畏怖を 我々はもっと感知すべきかも知れない
私たちは 誰でも そういう畏怖の心を
持ち合わせているはず
朱川さんの小説を読んでいると
そういう気持ちを取り戻せるような気がします詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和48年、県境に建つ巨大な虹ヶ本団地に住む人々。
空から落ちて来た雷獣、ゆうらりと飛ぶ模型飛行機、ゆったりと時間が流れます。
懐かしく切ない連作短編集です。 -
短編全て良かった。久々に良い小説を読んだと感動した。そのうちドラマになりそうだ。