レディ・ジョーカー 上 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101347165

感想・レビュー・書評

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  • 空虚な日常、目を凝らせど見えぬ未来。五人の男は競馬場へと吹き寄せられた。未曾有の犯罪の前奏曲が響くー。その夜、合田警部補は日之出ビール社長・城山の誘拐を知る。彼の一報により、警視庁という名の冷たい機械が動き始めた。事件に昏い興奮を覚えた新聞記者たち。巨大企業は闇に浸食されているのだ。

  • 背景描写が長すぎて読むのが辛くて途中で断念...

  • 一言で言えば散漫
    なのに要所要所で助長

    急に恋愛小説になったラストで台無し
    別に同性愛を否定するわけではないが、社会派小説のラストが、クリスマスイブに会いたい…だなんて興ざめ

    広げすぎた風呂敷を畳みきれなかった感じがある
    期待してただけに残念

  • グリコ森永事件を題材にした作品でストーリー自体はしっかりしていて興味深い。ただ、心理描写がひたすら暗く陰湿、しかも全員が…。その為か話自体が暗く常に薄暗い曇り空のような印象。説明や細かな心理描写も多く読み辛い…今の自分には合わない小説だった。

  • 初めの怪文書、辛い・・・

  • 導入部から硬い文章で先行きが不安になった。
    案の定、途中で読むことが苦痛に・・・。
    話の内容は面白いのに
    説明的な文章が多すぎて退屈。
    上巻を読んでしまったので仕方なく中巻も購入したけど、
    同じテンポで話が進むとツライなぁ。

  • 感想はのちほど下を読み終わったら。。。

  • 序が長すぎる。なかなか本編にたどり着けない。
    これは、ドキメントか?結末は?
    細かく書きすぎてストーリーが頭に残らない。
    単に無知なだけだが自分には合わないタイプ。
    そして、重かった。

    個人メモ
    物井があるきっかけから話を持ちかけ犯罪に手を染める。
    企業・警察・報道が翻弄するが闇が全てをぼかす。
    グリコ事件と豊田商事事件がダブル

  • 後味の悪さが残ってしまった

  • 読み応え十分でした。

著者プロフィール

●高村薫……1953年、大阪に生まれ。国際基督教大学を卒業。商社勤務をへて、1990年『黄金を抱いて翔べ』で第3回日本推理サスペンス大賞を受賞。93年『リヴィエラを撃て』(新潮文庫)で日本推理作家協会賞、『マークスの山』(講談社文庫)で直木賞を受賞。著書に『レディ・ジョーカー』『神の火』『照柿』(以上、新潮文庫)などがある。

「2014年 『日本人の度量 3・11で「生まれ直す」ための覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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