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- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101347226
感想・レビュー・書評
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上巻ですごい引き込まれたわけでもなく下巻もそんな感じ。
刑事合田雄一郎にイマイチ共感できないというか好きになれなかった。
野田達夫も結局何だったんだろう?芸術的な天才ゆえの変わった人だったのか。
最後もなんかよくわからぬまま終わってしまい、「あー面白かった!」って満足感がないままになってしまい不完全燃焼。
でも最後の野田達夫が捕まるまでのところは、一気読みした。展開があんまりないお話だったからなんとなく満足感がなかったのかなー。
高村薫さんの『マークスの山』をだいぶ前に読んで面白かったから高村さんのを買ってみたんだけど…
でもマークスの山にも合田刑事は出てたみたい。もうすっかり忘れてしまっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作のマークスの山ほどの衝撃は少ないがこれはこれですごい。工場のシーンはちょっと読むのが苦痛になる程の詳しさ。合田さんと加納さんの絡みとお蘭こと森さんの登場が少なすぎてがっかり。
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高村薫作品にはいつも圧倒される。しかし、今回の作品の大人の男二人の突然の脱落、妄執には共感することもなくなかなか読み進まなかった。しかし、最後のさすがでぴりっとしまったと思う。