- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101351834
感想・レビュー・書評
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私も彰ニと同じ受験生!
夏休みよ来い!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読後感がいいです。読めば清々しい気分になれる、そんな作品
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空色って……そーゆー事(笑)
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2012/08/15読了
免許作成中に読みました~
ここで読んでいいのか?と思うような出だしだった(笑)
今はもういない完璧な兄との思い出を想起しながら、レストアしたキャデラックを使ってヒッチハイカーを乗せながらただ西を目指す
伏線もうまく張られていて、色々と「やられた!」って感じもした。すごく丁寧なつくりで、読みやすかったし共感できるところもあってよかったなあ
杏子ちゃんの、不完全でもそれを隠そうとしない、等身大の人間味 …っていうのかな?まあ勝手にそう言ってみるけど、彼女のそうしたところがすごく好きだし
僕の、思春期にしか感じることの出来ない、戸惑いや不安、そして兄に対する複雑な感情なんかも、痛いくらいに滲み出ているんだ。
そんな中で出会う人々の方向や、温かさや、思いや…そういったもの
旅人であり、キュートな彼らとの出会いが、僕やあるいは杏子ちゃんの心に何かを投げかけるものだったんじゃないかな
お気に入りのエピソードは、おじいさんがキャデラックの運転席に座るシーン
絶望の中で、わずかな光が見えた。
好きなシーンは、「僕は悪役(ヒール)だ」と、僕が杏子ちゃんを抱き寄せるところ
ナマイキな、でも、一番「大人」に近かったところだと思うね。
ある意味、成長したところだと思うし
全ての旅人に読んでもらいたいなあ~、なんて、思った一冊。 -
人生ってものの美しさを感じられる本。ほんとに何があるかわからないですよね。でもそれがまたひとつ、輝いたりする。
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あなたの本当にやりたい事を見つめなおしてみませんか?
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「今」に悩む、目標や、このままでいいのかという不安。共感「できた」と過去形になってしまった今。あー、読んで、出会えてよかった!
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恋愛初心者なため、単純にドキドキしてしまった。最後の展開には驚いた。
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とある高校3年生が'59製キャデラックでひたすら西に向かって旅をする。
たくさんのヒッチハイカーを乗せながら。
旅の目的は最後にようやく明かされる。
「中途半端な劣等感」と「中途半端な優越感」をもつ彰二の気持ちがすごくわかるような。
キザな青臭い言葉を放つところとか
わくわくさせるようなストーリー展開が好き。
やっぱりこのひとは当たりだなぁ。 -
どういう設定なんだろ?と気になる部分を残して物語は進んでいく。最後にはスッキリ解決なんだけど、私も助手席の杏子と同じように、解決したとき「え~~~」と思ってしまいました。(読んでからのお楽しみに・・(笑))
こういう行動ができる若さっていいなぁ・・と思いました:-)