- Amazon.co.jp ・本 (674ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101366715
感想・レビュー・書評
-
この中で読んだことあるのは、有川浩さんの「ストーリー・セラー」だけでした。これを機に好きな作家さんでも探そう〜と思って読み始めました!
伊坂幸太郎「首折り男の周辺」
近藤史恵「プロトンの中の孤独」
有川浩「ストーリー・セラー」
米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」
佐藤友哉「333のテッペン」
道尾秀介「光の箱」
本多孝好「ここじゃない場所」
米澤穂信さんの「儚い羊たちの祝宴」を持っているので、それを次に読もう!と思うくらい「玉野五十鈴の誉れ」が面白かったです!!
さすがに厳選されているだけあって、どの話も面白かったなぁ。2も読みます!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◎ 首折り男の周辺
〇プロトンの中の孤独、玉野五十鈴の誉れ、光の箱 -
面白かった!短編集だけど、タイトル通り読みやすいけど読み応えあり!でした!!ミステリーや青春ものなどバラエティも様々で、次の作品への切り替えが大変だけど、読んでるうちにはまり込んでいきます。
ジャンルや作家さんにこだわらず、いろんな作品を読みたい人にオススメかな!! -
編集者が選んだだけあって、どの話も面白く、メンバーが豪華!
伊坂幸太郎『首折り男の周辺』
伊坂さんらしさが短編でも満載の一話。
さすがの一言に尽きる。
近藤史恵『プロトンの中の孤独』
初めての作家さん。
大藪春彦賞を受賞した『サクリファイス』の外伝らしいのだが、まさかの外伝から読んでしまったという・・・(笑)
けれど、この外伝だけでも十分に話は分かるし面白い。
『サクリファイス』も読んでいみたい(←今更かな笑)
有川浩『ストーリー・セラー』
単行本で既に読んでいた作品。
単行本では最後に確かどんでん返しがあったはず。
短編での話の終わり方でも良い作品には変わりなし。
米澤穂信『玉野五十鈴の誉れ』
この話の時代に合わせてか、初めて見る言葉の単語が使われている(私が無知なだけなのかもしれないが)。
けれどそれで読みにくいということはなく、独特な雰囲気が面白い。
真相がどうなのか不明確なのも、後味としては丁度良い。
佐藤友哉『333のテッペン』
初めての作家さん。
これほど続きが気になるものはない。
「え?ここで終わり?真相は!?」
一応話の結末は用意されていたが、主人公の訳ありな感じも明らかにされず。
ネットで調べれば単行本での続編があるとのこと。
くそぅ、うまいな・・・(笑)
道尾秀介『光の箱』
話の構成が上手いな~と素直に感心させられた。
最後はハッピーエンドで終わったから、この短編集のなかでは一番話としてまとまっていた感じはするかな。
本多孝好『ここじゃない場所』
読み終わった後、ネットで検索したらなんと『ストレイヤーズ・クロニクル』の前宣伝のもの。
絶対に続編を買いに行くと即決した作品。
この短編集だけでも十分楽しめるが、全体的に続編を読ませるための短編集のようで・・・。そこに新潮社の編集者さんの思惑がある感じ。
このまんまと乗せられている感が悔しいが、結局どれも面白かったから続編を読まないという選択肢は私にはない!!(笑) -
恋愛、友情、ミステリーが混ざった豪華な7つの短編集でした。気に入ったのは3編。伊坂幸太郎の作品は、ポンポンと弾む会話が面白く、読後はスッキリする話。有川浩の作品は少女漫画のような展開にドキドキ。あなたがすき、きみがすきだ、と繰り返すところは胸がじんじんして、涙が頬を伝いました。道尾秀介の作品は、読者を落胆させてからのどんでん返しがスゴイ。この本が課題本の読書会に参加して、他の方の批評が聞けたのも良かったです。
-
色んな作家に出会える、楽しい本だった。「玉野五十鈴の誉れ」が一番好き。
-
ずっと前に読了。
人気の作家さんのお話を贅沢につまみ食いできてお得な一冊。 -
伊坂幸太郎 首折り男の周辺
近藤史恵 プロトンの中の孤独
有川浩 ストーリー・セラー
米澤穂信 玉野五十鈴の誉れ
佐藤友哉 333のテッペン
道尾秀介 光の箱
本多孝好 ここじゃない場所
読んだことのない作家の作品もあり、どれも読み応えはありましたが、中でも面白かったのは米澤穂信の『玉野五十鈴の誉れ』。不思議な世界観といい、それを描き出す言葉の選び方といい、違う作品も読んでみたいなと思いました。
新たな作家の開拓には最適な本ですね。 -
友人に勧められた「333のテッペン」面白かった。
「玉野五十鈴の誉れ」には最後にやられた。