平成お徒歩日記 (新潮文庫)

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著者 : 宮部みゆき
  • 新潮社 (2000年12月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369211

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宮部 みゆき
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平成お徒歩日記 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 本を読んでみて,宮部みゆきの書く本には興味があっても,宮部みゆき自身には興味が無いんだと気づいた.

  • 宮部さんが赤穂浪士の歩いた道や江戸市内引き回しの刑の道、関所のあった箱根旧街道、江戸城(跡)一周、流人の島八丈島、本所七不思議のあったとされる場所、善光寺から伊勢神宮までと基本お徒歩した記録をまとめたエッセイ。

    まず、企画が面白い。
    江戸時代のテーマにしたがって歩きながら検証つつ、現代はどうなっているのかを織り交ぜていて良い。

    八丈島の章なども、島流しにされる場所だったことなど知らなかったのだが八丈島の文化は流人が造った文化などと言うとさらにどんなだったのか知りたくなる。

    また、ちょうど事件のあった時だったようで、其の六の章で少し神戸の酒鬼薔薇事件について触れているのだが、現代の街はきれいになって便利に住めるけれど、人間の中に巣食う「魔」を解き放つ場所がなくなって、闇の部分を中和する力がなくなったという考察が興味深かった。

    時代物よりも現代物のほうがどちらかというと多いのだが、もっと時代物を読んでみたいと思わせるエッセイだった。

  • 回を追うごとにグルメ日記化している気もするが、歴史にふれつつもあっさりとしたエッセイで読みやすい。
    宮部作品は大好きだが、その根底にある、人間愛とロマンを感じた。

  • 最近(というかちょっと前から)流行りの、あれです。
    作家さんの視点と感想の述べ方はやはり面白い。

  • 宮部みゆき氏の本は何冊か持っているがしっかり読んだのはこれが初めてかも。
    小説ではなくエッセイなのでラフな文体なのかもしれないが、歯切れよく読みやすい。
    彼女がたどった道程をトレースしたくなってしまった。ひまになったらやれるかな。深川あたりであればすぐか。
    終りのほうにあったすてきな言葉を引用。

    日常の五心
    一、ハイという素直な心
    一、すみませんという反省の心
    一、わたしがしますという奉仕の心
    一、おかげさまという謙虚の心
    一、ありがとうという感謝の心

  • 何十冊も読んできたけど、そういえば宮部みゆきのエッセイ集なんてこれが初めてだった( ´ ▽ ` )ノ。
    書きなれてない様子がありあり( ´ ▽ ` )ノ。
    この手の本の定型通り、編集者との楽屋漫才と食べログとウンチクの盛り合わせなんだけど、それらの配分が上手くないね( ´ ▽ ` )ノ。
    少なくとも、旅のガイドブックとしては全く使えないと思う( ´ ▽ ` )ノ。
    文章は確かなんだけど、題材も面白いんだけど、印象がものすごく薄い( ´ ▽ ` )ノ。
    いっそ、キャラもエピソードも改変して歴史探偵ミステリーにしちゃえばよかった( ´ ▽ ` )ノ。
    発見としては、宮部みゆき先生の本名が矢部だったことと、ガタイが想像以上にお小さかったこと( ´ ▽ ` )ノ。リュックを背負った写真なんか、完全に小学生だね( ´ ▽ ` )ノ。

    2015.5.19

  • 「お徒歩、お徒歩」と言いながらも臨機応変にタクシーを捕まえちゃう、肩の力が抜けたところが好き。
    神仏への宮部さんなりの思いがサラリと書かれている点も、いいと思います。押しつけがましくなく、しかし、なるほどと思わされます。
    そして、一文がすごく長い箇所があちらこちら! それなのに、読みにくくない。わかりやすい。なんで? これが宮部さんの文章力なのかな。

  • 宮部みゆきのエッセイなんてはじめて読んだ。
    あとがきに、唯一の小説以外の本、と書かれていた。

    肩の力が抜けてさくさく読める良書。
    なんだか出かけてみたくなったなぁ。

  • まぁ何と申しましょうか、色物とでも申しましょうか・・・
    現代っ子なんですね、みゆきちゃん。あなたも、たまには息抜きが必要なんですね。又がんばれ。応援してるぞ。

  • 再読。宮部さん初の小説以外の作品だそうです。あちこち歩いて楽しそうですが、同じように歩いてみたいという酔狂な人以外には、「ふーん」って感じかも。しかも最後は八丈島とか善光寺とか伊勢神宮とか、歩いてないし、と本人もつっこんでいますが、その通りです。早く次の小説を読もうっと。

  • とても楽しく読めたし、私も同じように歩いてみたいと思った。

  • 著者にしては珍しく小説以外の旅行記。赤穂浪士の吉良邸から泉岳寺まで歩いたり。罪人引き回しルートを昔の刑場である鈴が森&小塚原まで歩いたり。宮部節ともいうべき軽妙なトーンで楽しく読ませ、ちょっとした江戸探索ガイドブックになります。著者は深川出身とのこと。「剣客商売・浮沈」の本所深川を歩く件は特に、著者が子供の頃からいつも遊んでいた近所の神社が実は探していた「千田稲荷」だったことを発見したりと、楽しいです。著者の江戸ものの背景を見る思いがします。そのほか、箱根旧街道、八丈島、長野善光寺など。

  • 宮部みゆきが、江戸期の人々がたどった道を歩いた道中記。
    15年前なのでちょっと古い。
    変化球としては、秀逸。
    これを読んで、江戸の史跡を歩いてみたくなりました。特に、本所深川界隈。ここは江戸からの下町だと思っていたが、実は江戸ではなかったとは初めて知りました。錦糸町駅前がおいてけ掘だということも知りませんでした。発見だらけの本です。

  • お気楽な散策、探検記。出版社の面々をかり出しての大騒動。記紀、随筆。 参考文献の入手性を確認する一覧を作成。http://bit.ly/122dfzq

  • 「小説新潮」(平成6~10年)夏と冬の特集掲載をまとめた時代小説舞台となった場所を、文中主人公ミヤベが実際に歩いて旅するエッセイ本。あるときは赤穂浪士のたどった道、またあるときは箱根越え、お伊勢参りに罪人引廻し、島流しルートも。暑さにも寒さにも原稿締切にも病にも負けず、ミヤベ一行の平成の珍道中記。つかれたら「早籠=タクシー」徒歩旅にはNGです。時代劇の基本用語?の説明・雑誌掲載の世相等、もうちょっぴり懐かしさも…。みゆきさんの履歴(深川住民)・意外と苦手な物とか、我侭が通る新潮社での紀行文企画。
    画像がないので文庫版で登録してます、借りたのは平成10年6月の初版、紀行書に分類され本の存在に気づかず。《赤穂浪士の討ち入り後の引き上げコース》から、《毒婦みゆきのはりつけ獄門市中引き回しコース》《毒婦みゆきの引き回し逃亡旧東海道箱根コース》《八丈島流し》最後は買い物・グルメ日記。

  • 作家・宮部みゆきさんがお散歩するんです。
    でも、ただのお散歩じゃない。
    宮部さんならでわのテーマで歩くんですが、
    感心させられたり笑わせてもらえたり・・・。
    旅に出たくなります。

  • 時代ものを読むたびに昔の人は速足で健脚だったんだなあと思ってた。平均身長も低いし足も短い。歩きにくいことこの上ない着物。草鞋は履いたことないけどあの薄さは長距離歩行には頼りない。
    肉体労働とはトンと無縁に見受けられる作家に編集。撮影隊は元気である。そんな一行がひーふー言いながらも知識面では楽しそうなところがよい。

  • まあ軽く読める珍道中、作家もこの地位あたりまで登ってくればこんなお遊びもできるということか、一般人にとっては羨ましい限り。
    ただこの本を読んでいてふと思ったのだが、こういった江戸の雑学的知識の紹介、タモリ(ブラタモリあるいはタモリ倶楽部と言った方が正確なのかな?)の方が宮部みゆきより断然上ですな。

  • 「小説新潮」誌に連載された、著者らによる文字通り“徒歩”(かち、と読ませたいらしい)による東京散策の記。著者が深川の生まれで、時代小説をかなり手がけていることもあって、そのルートは全て「江戸時代」をベースにしている。

    赤穂浪士が討ち入り後、吉良邸(両国)から泉岳寺まで辿った道を追体験することに始まり、牢屋敷(小伝馬町)から刑場(小塚原または鈴ヶ森)までの「市中引き廻し」ルート、江戸城(皇居)一周、箱根の関所越えに八丈島……と、時代劇でおなじみの地名や場所をひたすら歩く(時に早駕籠……クルマも使っているが)、その珍道中。

    普段は電車やクルマで何気なく行ってしまう距離を、江戸の人々はその多くを自分の脚で通ったのだなぁ、と改めて思い知る。時間があったらここに載ったルートを自分で体験してみるのも面白いかもしれない。

    「お江戸ガイドブック」ともいえる楽しい一冊。

  • 実家の本棚発掘記念。

    ナカナカに珍しい、宮部氏のエッセイ。
    小説とは違った「声」が聞けて楽しい。
    (最近は「大極宮」での更新もほとんどナイのでサミシイ限り。)
    またところどころにある歴史の出来事とか時事問題に対する考察にははっとさせられるコトがたくさん。
    この本片手に、てくてくお散歩したくなります、ね。

  • うーん、楽しそう(^.^)

    いつか東京の街をお徒歩してみたい。

  • 江戸の町をお散歩したエッセイです。箱根行ったり、八丈島行ったりもしますが。なかなか楽しそうです。皇居や深川あたりは一度行ってみようかと

  • 義実家の蔵書。

    東京の地理に馴染みがないので、なんとなくピンと来ないところも多かったけど、東京の地理に通じてる人ならもっと楽しめるんじゃなかろうか。

    「其ノ七 神仏混淆で大団円―善光寺~伊勢神宮」
    では、宮部さんの宗教観(というよりも日本人の宗教観と言ってもいいかもしれん)が肩が抜けてていいなあ、と思った。伊勢神宮は訪れたことが何度かあるので楽しめた。善光寺も行ってみたい。

    「剣客商売「浮沈」の深川を歩く」
    では、町の「あそび」とか、冗長な部分(神社とか曰く付きの場所とか)、と少年犯罪の関係について触れられてた部分が印象に残った。

  • 東京に行った時はぜひお徒歩したいと思いつつ、未だに実行出来てないのが残念。

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平成お徒歩日記 (新潮文庫)の作品紹介

あるときは赤穂浪士のたどった道、またあるときは箱根越え、お伊勢参りに罪人引廻し、島流しルートも。暑さにも寒さにも原稿締切にも病にも負けず、ミヤベミユキはひたすら歩く歩く-。怪しき道づれたちと繰り広げる珍道中記を読むと、あ〜ら不思議、あなたも江戸時代へタイムスリップ。さあ、この本をポケットに、お江戸の旅へと出発しよう!楽しくてためになるおトクな一冊。

平成お徒歩日記 (新潮文庫)の単行本

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平成お徒歩日記 (新潮文庫)のKindle版

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