左手首 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101370149

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    窃盗、詐欺、美人局、一攫千金を狙ったはずが・・・。
    詐欺の手口は面白いが、どの話も展開はワンバターンだった。
    (図書館)

  • 絶対最後に失敗する悪者たちの短編集/ 普通

  • 長編がいいな

  • 小悪党の悪知恵者の小銭稼ぎみたいな犯罪の短編集みたいなもの。軽く読めていい。緊張感やサスペンス的盛り上がりが少ない感じはするが、小説そのものが短いのでこんな物だろう。

  • 子悪党の犯罪もの。すべてうまくいかないのですねえ。短編なので疫病神シリーズほどのわくわく感はなかったです。

  • 著者得意の悪漢物の短編集。悪漢といっても極道そのものではなく、いわゆる小悪党が主人公であり、やることも中途半端。まあ、素人が欲をかいてプロの真似をしてもうまくいかないという内容だか、もう少しパンチの利いた話のほうが面白いと思うのだか。

  • フェリー用に文庫本。久しぶりの黒川博行だけど、いまいち。短編集なんだけど、全部ヤクザまでいかないチンピラが、身の丈に合わない犯罪をしようとして結局警察につかまったり、ヤクザにつかまったりするだけの話。全部が。で、最初の一遍を読んだときに「つまんねー」と思ったけど、解説を読んだら、まぁこれも楽しめるか、と思って再読。というか続読。こんなに解説に助けられた?ことはない。オチはないけど、まぁまぁ。

  • 2008年64冊目

  • <div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101370141/ieiriblog-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4101370141.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101370141/ieiriblog-22" target="_blank">左手首</a></div><div class="booklog-pub">黒川 博行 / 新潮社(2005/01)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:72,564位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/5.gif"><br><div class="booklog-review" style="margin-top:6px; padding-left:3px;"><img src="http://booklog.jp/img/5.gif" align="absmiddle">一気に読めまっせ!<br></div></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101370141/ieiriblog-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/asin/4101370141" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>
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    お薦め度:☆☆☆+α<BR>
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    <BR>
    2002年刊行の短篇集。<BR>
    犯人もしくは犯罪に加擔する人間の視點から描かれた「犯罪小説」が7編收録されてゐる。<BR>
    <BR>
    表題作「左手首」はバラバラ殺人を扱つたもの。<BR>
    バラバラにした死體をバラバラに處分するから足が着くので、一箇所に埋めてしまへばわからない。<BR>
    さう考へた犯人だつたが、思はぬことから失敗する。<BR>
    <BR>
    それにしても死體を切斷する描寫は生々しい。<BR>
    食事をしながら讀むことはお薦めできない。<BR>
    <BR>
    2005年6月10日。<BR>
    東京驛八重洲口のビアホールにて讀了。<BR>

著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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